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仕事がひと区切りした晩秋の夜、噂の新店でひとり鮨と酒に浸る生田斗真さん。
大の鮨好きだという彼が、2021年10月にオープンした新店『鮨 梢』で、
俳優という仕事への熱き思いを語っています。
“梢ワールド”に惹かれるファンたちが多数

『鮨 梢』の店主・梢 ひろしさんは北九州の鮨店に生まれ、
『赤坂 菊乃井』で6年修行した後に、都内の鮨店で研鑚を積みます。
2年在籍した『鮨 なんば』では2番手を務めました。
予約困難店出身の肩書きに惹かれるのではなく、
軽快なトークとともに“梢ワールド”に惹かれるファンたちが多数。
鮨店のなかでも珍しい、切り込み有無の中トロ食べ比べがあったり、
某ラグジュアリーホテルと同じ仏産アフタヌーンティースタンドにのって提供される前菜7品など
個性が光っています。
空間の艶やかさは港区的で、『大将の舞台みたい』とは生田さんの感想。
樹齢400年の分厚い檜を中心にインダストリアルなテイストも入れた空間はバーのようでもあります。
それでいて大将の人柄が親しみやすいので、お洒落なのにすぐリラックスできます。
仕事を頑張った日はご褒美に鮨を食べに行きます

生田さんは鮨が好物とのことで、37歳になるいま、ある程度は鮨の経験を重ねてきました。
「しょっちゅうではないですけど、20代からお鮨は行っていました。芝居で地方に行った時に、その土地のお鮨屋さんに行くのも好きですね。
東京では、今日は行ってもいいよねと思える日や、仕事を頑張った時に行くようにしています。
行ってもいいというのは自分のサジ加減で、今日はジムでトレーニングを頑張ったなんて場合もあったり、映画1本撮り終えた日だったりもします」
仕事を頑張った後の鮨は、大人ならではのご褒美。
職種によって成果はさまざまですが、俳優業ではどんな時に達成感を感じるのでしょうか。
「演劇の場合は数ヶ月稽古を重ねて、いよいよ初日の幕が開いて、芝居が終わるとカーテンコールで初めて客席の電気がついてみなさんがよく見えるんです。その瞬間もそうですし、演劇は反応をリアルタイムで感じられるので、一日一日が、よし今日もできたぞ、と手応えが積み重なります。
映画は逆で、今公開しているものは1年ほど前に撮っているから、公開初日を迎えてようやく解き放たれる感覚です」
多くの仕事は世間の評価や売り上げの数字などが成果とみなされますが、
俳優業はそこでは測れないところもあると話します。
「僕らの仕事の成果ってすごく曖昧で、お客さんが100人いて99人がこれってあんまりだよねと言っても、ひとりの人にはもの凄く突き刺さっている場合もあります。もしかしたらその人の人生を変える可能性もある。そういうきっかけにロマンを感じて、この仕事を好きだと思えます。
だから数字やランキングは逆に曖昧な評価に感じたりも。ただ、分かる人にだけ分かればいいっていうのは僕は大嫌いで、やるからには100人に刺さるような作品にしたいという意識ではいます」
本誌では、鮨の感想や今後の俳優業についても語っています。
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