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店主や店員によって語られる、商品の作りや背景、作者の物語、
商品棚の構成の秘密、什器やプロップ、サイネージが織り成す空間……。
店主の歓声が隅々まで行き渡るそれらの店は、時として商品そのものや『-店』の概念まで変える力があります。
BRUTUSでは、サカナクションの山口一郎さんが刺激されているという
海外アートブック専門店『POST』を訪れています。
山口一郎さんを刺激する
アートブックショップ『POST』

東京・恵比寿の住宅街に、写真家や建築家、スタイリストに古物商など、
目利きが通う海外アートブック専門店『POST』があります。
出版社一つに焦点を当てるユニークな棚作りで、新刊も古書もボーダレスに紹介。
しかも扱う本は定期的に総入れ替えするそう。
そんな店を頼りにしているのがミュージシャンの山口一郎さん。
店主の中島佑介さんとは同世代です。
中島:初めて会ったのは2016年。インテリアデザイナーの片山正通さんが、一郎さんを連れてお店に来てくれたんですよね。『2人を会わせたかったんだよ!」って。
山口:僕が覚えているのは、とにかくカルチャーショックを受けたこと。本の見方が変わりました。それまで、本の価値は書かれている内容にあると思っていたのですが、装丁にも造本にも紙の感触にも意味があり、作者の『考え方』がこもっているんだ、と。それはもう、僕にとってまったく初めての概念で。
中島:作者の考え方がこもっている、つまり、本全体で作家性を表現していることが、アーティストの作品集や図録、ZINEも含めた『アートブック』の大きな特徴だと思うんです。
情報メディアとしてはウェブのほうが断然速い。でも、それとは違う価値……例えば印刷の美しさや、本をめくることで際立つレイアウトなど、ものとしての説得力を持つアートブックが増えている感触もありますね。
山口:だからなのかな、店に来て本を手に取って、触ったり、ページをめくったりしながら選ぶ行為に、大きな意味がある気がするんです。
中島:そうです、そうです。三次元的な読書体験を伴うからこそ、記録されているもの以上の世界が広がる。それも僕が思うアートブックの定義。
本誌では対談の続きや、お店の詳細も書かれています。
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