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うさぎのイラストとともに6月号通常版のカバーを飾るのは
卯年生まれの俳優・井上真央さん。
昨年はデビュー30周年、今年は年女と人生の節目を迎えた彼女にSPURはインタビューしています。
あの経験、あの後悔があるから
今の自分がいると感謝したい

「これまで年女だと意識したことはなかったんですけれど、今回この企画のオファーをいただいて、卯年生まれでよかったと初めて思いました(笑)」
聞けば、子どもの頃から動物が大好きで、学校ではいつも『生き物係』に立候補をしていたのだそう。
「でも、係を決めるじゃんけんに負けてばかりで全然なれなくて。それでも放課後、係の子たちと一緒にうさぎ小屋や鶏小屋に行って、掃除したり、ご飯をあげたりしていたんです。『係じゃないのに、なんでいるの!』と同級生に言われながら(笑)」
そんな彼女のもとに、昨年、1羽の文鳥がやってきました。
「長年、一緒に暮らしていた愛犬が亡くなった頃でした。心配した兄が、ある日、1羽の文鳥と一緒に私の家にやってきたんです」
今ではその文鳥が心の癒しに。
「鳥を飼うのは初めてで、コミュニケーションをとるのは難しいと思っていったら、『あ、喜んでいるな』『寂しがっているな』と鳴き方でわかるんです。鳥ってこんなに表情が豊かなんだって驚きました。今では、カラスさえも愛おしい(笑)。
うちの子はかごから出すと、私の肩や頭にずっと乗っているんです。『母をたずねて三千里』のマルコ(いつも頭に小さな猿を乗せている)みたいだねって言われています(笑)」
悩む自分もひっくるめて『受け入れる』
井上さんは、子役からスタートし、昨年でデビュー30年。
大ヒットドラマ『花より男子』をはじめ、朝ドラや大河ドラマの主役など輝かしい実績を積んできました。
しかし当の本人は、そんな華やかな道のりを冷静に見つめています。
「10代、20代の頃はとにかく目の前のことを必死でやるという日々でした。できる、できないじゃなくて、やらなくちゃいけないと思っていて。
幸い、人との出会いや素晴らしい仕事に恵まれて、その勢いに乗っかっていくという感じでした。
30代を迎える頃、私が本当に好きなものって何だろう、美しいと思うものは何だろう、嫌だなと思うことは何だろう……と改めて考えるようになったんです」
そして行きついた答えは、そんなふうに悩む自分もひっくるめて『受け入れる』ということでした。
「それまでやってきたことに対して、『もっとこうしておけばよかったんじゃないか』と後悔したり、反省したりしたときに、『いや、でも、それがあったから今の自分があるんだ』って感謝したり、受け入れたりすることが30代になって何となくできるようになったんですね。
それで自分の中で切り替えができたような気がします。
私は悶々と考えすぎちゃうところがあるんですが、そういう自分も嫌いじゃなくなってきたし、自分のダメなところも認められるようになってきました」
一喜一憂せずにつねに平常心で。
そんな達観したスタンスが、揺らぐことのない強さへとつながっています。
本誌では他にも、演技の際に気を付けていることや、友人関係なども話しています。
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