『家』=『HOME』奈良美智の居心地のいいアトリエの美しいディスプレイ

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故郷=ホームの青森で10年ぶりの大規模な展覧会を開催中の奈良美智さん。

展示は地平線の上に建つ子ども時代の『家』の記憶から始まります。

奈良美智さんにとって『家』は『子ども』や『犬』と並ぶ作品の重要なモチーフであり、
彼が創る小屋の空間には子どものころの記憶が詰まっています。

 

さらに住まいやアトリエにはアートやオブジェが美しくディスプレイされています。

そこでCasaBRUTUSでは、『家』=『HOME』という視点から奈良美智さんの世界を大研究。

作品が生まれる場のインテリアから、ルーツや原風景、作品のアーカイブまで辿っています。

 

シンプルで目立たず
それでいて居心地がいい建物

 

 

奈良美智さんは住み処にし、拠点にするのは栃木県那須。

この町に拠点を移したのは2006年。

東京と東北のどちらへもアクセスがよく、都内より広い敷地を望めるここにアトリエ棟を建て、
11年後、すぐそばに平屋の一戸建てを譲り受けてリノベーションしました。

 

思い描いたのは『シンプルで目立たず、それでいて居心地がいい建物』。

共に木造のアトリエ棟と傍らの家には、本棚や収納棚、奈良さんが手ずから壁に作りつけた小さな棚、
あちこちの壁面や机の上……と、至るところにさまざまなモノがディスプレイされています。

 

「買ったり、拾ったり、もらったり。自然と集まってくる物たちを、誰に見せるでもなく、詩文が楽しむために飾ってるだけ」

 

そう話しますが、決して雑然とはせず、どこを向いても見どころたっぷりに飾るセンスはさすがのもの。

デスクの位置は時に応じて変わりますが、ディスプレイはしばらく変わっていないそう。

 

 

奈良さんの話には「友達の…」という言葉の出てくる回数の多いこと…!

年齢・国籍・有名無名などまるで関係なく、
彼らと心地よいコミュニケーションを取り合っている様子が窺えます。

そんな友達から送られたモノたちがこのアトリエにもいっぱい。

 

 

ドローイングはここですることが多く、その時々の最新作がデスクに置かれています。

 

「きれいにしたデスクの上で眺めるのが好き」

「描いた絵がたくさんになってくると、もういいかなと思ってしまうので」

 

デスクの上に溜めずに箱にしまっていくそうです。

 


 

本誌では、他にも奈良美智さんのアトリエがたっぷり紹介されています。

 

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