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篠山紀信の匠の技と、宮沢りえの美。
日本人なら誰もが知るこの二人のコラボレーションがついにVOGUE JAPAN誌上で実現しました。
この国のデザイナーたちが世界に発信した伝説のドレスとともに、
そのドラマが幕を開けます。
ワン・アンド・オンリー、匠の技、日本の美
今回の撮影のテーマは『ワン・アンド・オンリー、匠の技、日本の美』。
この3つを意識して撮影に挑んだという宮沢りえさん。
「1949年のディオールのオートクチュールドレスを着たり、森英恵さんや三宅一生さん、山本耀司さんが生み出してきた特別なドレスを着たり、そして篠山紀信さんという日本の歴史を作ってきた写真家の方と一緒に作品を作る中で、やはり『ワン・アンド・オンリー』とは、時代を簡単に超越できる力だと感じました。
それは『匠の技』にも共通することですよね。何百年も続いてきた伝統を、壊して新しく作りながら、守っていく人がいる。年輪を重ねることも大切だけれど、瞬間的に生まれるものもある。どうしても色褪せない、時代を超越できる力があるもの。私は唯一無二とはそういうことだと思います」
子どもの頃、モデルになりたかったという宮沢さん。
自身で洋書店に行き、憧れて手にとっていた雑誌がヴォーグだったといいます。
「子どもらしく夢を大きく持っていた頃、その夢を追いかけるためにヴォーグを見て、自分の夢をさらに膨らませていた……今でも鮮明に覚えています。
青山ブックセンターの階段を下りると、入り口すぐのところにフレンチ・ヴォーグ、アメリカン・ヴォーグと各国のヴォーグが置かれていたんです。子どもだったから、全部は買えない。だから立ち読みをして。このモデルさんが素敵だなあとかこのカメラマンさんといつか仕事がしてみたいなあ、と、そんなことを思っていました。
そしてそんな雑誌が、今の篠山さんと私をクローズアップしてくれるというのは私にとっての“事件”でした」
本誌では、篠山さんとの関係性、作品作りへの想い、宮沢さんのこれまでについて語られています。
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