
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
年末に『歌ってみた』アルバムをリリースし、『NHK紅白歌合戦』にも出場したAdoさん。
2024年には初のワールドツアーや国立競技場でのライブなどが控えています。
2020年のデビューから、常に新たな挑戦をし続けてきたAdoさんが見据えるものとは?
日経エンタテインメント!では、Adoさんにインタビューしています。
USJコラボ楽曲『唱』は最難関の1つだった
これまで高い歌唱スキルで様々な楽曲を歌いこなし、多くのヒットを放ってきた彼女にとって
2023年9月に発表した、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの
『ハロウィーン・ホラー・ナイト』コラボレーション楽曲『唱』は最難関の1つであったといいます。
レコーディングスタジオで1人悩み、もがきながら歌い上げたことで
多くの気づきをもたらしたマイルストーン的な曲になったと振り返ります。
「多くの方に聴いていただけていると知らされたときは、単純な言い方かもしれないのですが『努力した分が報われた』みたいな感覚がありました。とても難しく、制作時間も今までで1番かけた曲で、もう終わりが見えないんじゃないかと嘆くこともありましたので、そういった苦労が回収されたと感じて、すごくうれしかったですね。
デビュー以来、一人で歌う制作スタイルはずっと変わらずですが、歌に対する考え方や技術面の成長などを感じます。以前は感情に従ったり、歌詞そのものを歌うことが自分のスタンダードでしたが、最近は『サ』や『タ』にもいろんな歌い方があるので、そうした音や文字になり切らない部分も納得いくまで何度も歌い直したり、ディテールにもとてもこだわるようになってきました。
それはおそらく、歌わせていただく楽曲が多種多様であることが理由だと思いますが、特に『唱』は、歌が楽器の1つのような感覚の楽曲です。インストゥルメンタルの音源だけを聴くと、意外にシンプルでリズムも案外飾り気がなかったりするので、それに対して何で飾ったり盛り上げるのかと考えたとき、『やはり声しかない』と。そこで、声という呼び名の楽器を操るように『唱』を歌わせていただいたことは、かなりのレベルアップにつながりました」
忙しさとプレッシャーの日々
実は、この『唱』のレコーディング期間と、
2023年6月から9月にかけて行われた自身最大規模の全国ホール&アリーナツアー『マーズ』の開催時期は
重なっていたのだといいます。
制作とライブツアーを並行して行うことは、
新型コロナウイルス禍以前は多くのアーティストにとって決して珍しくはありませんでした。
しかし、コロナ禍まっただなかにデビューした彼女は
そうした経験が少なく戸惑うこともあったに違いありません。
また、ライブではテーマの構築やさまざまな演出などにAdoさん自らが関わる比重がかなり大きいようです。
ステージ上での歌唱はもちろんのこと、規模が大きくなったライブに似合う演出やダンスなど
トータルでAdoという世界観を細部に至るまで色濃く見せることに心を砕いているといいます。
本誌では、Adoさんのインタビューの続きをお読みいただけます。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。








