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「今回はどんな役をいただけるのかな」
2度目となる大河ドラマの出演に、そう思っていた吉高由里子さん。
実は、『主演』のオファーだったと知って、驚いたそう。
日経ウーマンでは、大河ドラマ『光君へ』にて主演の吉高由里子さんにインタビューをしています!
「お仕事は本当に巡り合わせだなと」
「日曜20時になると父は当たり前のように大河ドラマを見ていて、国民的な番組であることは知っていましたが、いつか大河ドラマで主演をという欲はなく、私にできるとも思っていなかったんです。
今までの私を見てオファーしてくださったのは本当にありがたいですし、まだ体力がある時期でよかった(笑)。これが2年前でも2年先でもお受けできなかったかもしれないと思うと、お仕事は本当に巡り合わせだなと思います。
放送が始まり、オープニングで自分の名前が出るのをみたら、ようやく実感が湧きそうです」
吉高さんが演じるのは、平安時代中期、
後に世界最古の女性文学と言われる『源氏物語』を書き上げた紫式部/まひろ。
シングルマザーで、宮仕えの女房として仕事や人間関係に悩む様子など、
著書からうかがえる人物像には共感できる部分が多いです。
多くの資料を読み、歴史解説動画を見て、本名も生没年も不詳である紫式部の理解に努めたといいます。
「『源氏物語』はずっと惚れたはれたの話で驚きますね(笑)。恋愛の高揚感はいつの時代も変わらないけれど、惹かれ合うスピードも違うし、一度結ばれたら離れられないような世界観があって。人が持つ求心力が今の時代とは違う気がしました。
この時代の資料には女性の記録が少なくてさみしくなりましたが、身分で人生が決まる当時は、人生に対する“がむしゃら度”が今とはくらべものにならなかったのかもしれないですね。
宮中という職場は常に探り合いで、誰が敵で誰が味方か分からない。当時の女性が腹の奥底で考えていたこと、いろいろな思惑が渦巻く静かな闘いも楽しんでもらえると思います」
平凡な日常なんてないと撮影を通して実感
「毎日、緊張と闘っている」という撮影ですが、
造り込まれたセットの中にいると、自身の芝居にも変化を感じているといいます。
「セットは丁寧に計算されて作られていて、ちょっとした水滴の付け方もすごく考えられているのでぜひ見てほしいです。そして、今はそのセットの中に置かれたときに湧いてくる感情、そこから生まれるお芝居がたのしいです。
今日と昨日で空の青色の見え方に違いを感じたり、雨上がりの日の光や草の匂いなどに当時の人と同じように豊かさや非日常を感じたりすると、きっと平凡な日なんてないのだなと思います。
今回の撮影を通して、日常の風景や自分の心情の変化、すぐそこに転がっているような幸せに気づくことが、日々の励みになっています」
本誌では、インタビューの続きや、吉高さんの今の悩み、2024年の目標なども語っています!
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