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名プロデューサーであり、自身がアーティストでもあるJ.Y. Parkさん。
彼が今、力を入れている“オーガニック美容”の重要性をVOGUE JAPANエディターが独占取材。
2020年代に必要不可欠となる健康ありきのビューティーの視点について、詳しく語っています。
健康について血液の観点で考えると
スキンケアもこだわることが重要
Wonder Girls、2PM、ITZYなど数えきれないほどのスターを手掛け、自身もシンガーとして現役。
みなぎる情熱とたおやかなムードを兼ね備えるJ.Y. Parkさん。
日本でもNiziUをプロデュースしたことで全国区の知名度となりました。
そんな彼を見ていて思うのは、その躍動感と若々しさ。
年々、肌のツヤが増していくように見えます。
J.Y. Parkさんの実物の肌を見ると、それはまるで大学3年生のようなキメの細かさ。
透明感も十分、衝撃的に若々しい素肌。
「ファンデーションは塗ってません」と教えてくれ、それが正真正銘の素肌だと知ります。
“ビューティー”というのは健康であるということ
「私は40年間アトピーと鼻炎に悩まされていました。いくつものクリニックに行き、さまざまな薬を試しても、まったく改善することがなかったのです。
でも、その状況をどうしても改善したいと考え、独学で医学を学びました。そこで、薬に頼る治療ではなくライフスタイルを変えるという方法を知り、生活習慣を変えたことで、たった2ヶ月で体質が改善。今はこうしてアトピーは治っていて、鼻で息をすることもできます」
2010年頃から、摂取するものをすべてオーガニックに変えたというJ.Y. Parkさん。
その理由とはどんなものなのでしょうか。
「食事だけではなく、化粧水やシャンプーなど経皮吸収するものも、“摂取”するもの。血液の観点で考えると、それらもこだわることが重要なのです。
健康の始まりは血液。血液には37兆もの細胞に栄養を供給し、よって、私たちの体は健全に動くのです。“ビューティー”といえば、見た目の美しさを想像しがちですが、“ビューティー”というのは健康であるということなのです」
血液の観点から言うと、摂取、循環、排出、この3つの機能が整って、初めて健康が守られるのだとか。
だから、“摂取”という観点において、肌に触れて吸収する化粧品も“摂取”するものとして捉えています。
「私は2010年頃からオーガニックの製品を使い始めました。当時は、ケミカルな化粧品のほうが機能面で優れていて、オーガニックなアイテムはやや効果が劣る傾向にありましたが、年を追うごとにオーガニックの化粧品の機能面は進化しています」
確かに、この10年でオーガニック素材を活用した化粧品はかなり高性能になりました。
特に、自然由来の植物のパワーには多くのブランドが注目し、日々、たくさんの優秀な化粧品が誕生しています。
肌への負担がなく、環境保全を視野に入れた“クリーン・ビューティー”が世界的なブームですが、
彼が関わるコスメブランド『sioris(シオリス)』はどうなのでしょうか。
「“クリーン・ビューティー”と“オーガニック・ビューティー”が同じだと捉えている人が非常に多いのですが、厳密に言うとまったく違います。
もちろん会社への貢献などを含むクリーン・ビューティーの概念は素晴らしく、もちろんsiorisもその要素が備わっている。しかし、オーガニック認証マークがあるかないかの差があることは必ず知ってほしい。siorisは、そのうち15もの製品がEUのオーガニック認証マークを獲得している、正真正銘のオーガニック・スキンケアブランドです」
本誌ではさらにsiorisやスキンケアについて語っています。
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