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マルチなタレントとして、また数々の飲食店を経営する実業家として大活躍のはるな愛さん。
いつも笑顔の印象があるはるなさんにも、これまでの人生、数えきれないほどのアップダウンがありました。
10代の頃「死にたい」と思ったほどの苦しみをどう乗り越えたのでしょうか。
ゆうゆうでは、改めてその思いをインタビューしています。
性別適合手術さえ受ければ
悩みは消えると信じていた
心は女性でありながら男性としてこの世に生をうけたはるな愛さん。
性の不一致が最大の悩みであり、コンプレックス。
自分の中で一番認めたくないその事実に、物心ついた頃から苦しんできました。
思春期を迎える頃には、未来を思い描くことができなくなっていたといいます。
「何のために生まれてきたのか、誰が私を必要としてくれるのか、子どもの頃から心の中でその問いかけばかりしていました。心のままに自分らしく生きるのか、それとも親を安心させるため自分を殺して生きるのか、その二択に悩みましたね」
さらに中学生になると、壮絶ないじめに遭うようになり、
はるなさんを「生きる」か「死ぬ」かにまで追い詰めました。
実際にギリギリのところまで行ったことも。
悩み続けていた頃、知人から
「賢ちゃん(はるなさんの本名:賢示)と同じような人がいるから行こう」
と誘われたのが大阪にあるニューハーフのショーパブでした。
「ニューハーフっていうと、男の人だというイメージがすごく強かったので、女の子になりたいと思っている私とは違うと思っていたんです。でも、まずは行ってみようと思って」
訪ねてみると、そのきらびやかなステージにたちまち魅了されることに。
「ああこれだ!」と思ったはるなさんは、そこで働くことに決めました。
「やっと居場所を見つけた」と思えたら、不思議といじめられることも減っていったそう。
何かが自分の中に芽生えたような気持ちになりました。
「でも一方で、ますます自分の満たされないところが生まれてきたんです。『男性に生まれたこと』、それが一番の悩みであることが、一層はっきりしてしまいました。そこで19歳のとき、性別適合手術を受けることに。手術を受けて女性になれば、すべての悩みがなくなると思ったんです。実際、手術後は夢のようで『世界がこんなに彩り豊かに見えるんや』とすごくうれしかったですね」
「私はずっと、性別のことさえ解消すれば、すべてが楽になると思っていました。でも本当の原因は、これまで正直に人と関わってこなかった自分の生き方にあると気づいたんです。
人間関係、お金、生活の問題、すべて性別のせいにしてきましたが、そうではなかった。悩みや不安の原因は、親にも友達にも本当のことを言えなかった自分にある。私がちゃんと正直に人と関わってこなかったせいだと改めて思い知らされました。
じゃあ私の中の絶対にぶれない部分、本当に望んでいるものは何かと考えたら、芸能界に入りたい、タレントになりたいという思いだったんです。特に歌が好きで、アイドルになりたい、歌手になりたいという思いが小さい頃からあった。その気持ちとまっすぐに向き合わないと駄目だと思いました」
はるな愛さんのインタビューの続きは本誌にてお読みいただけます。
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