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さまざまな分野で多様性が進む現在。
もはや女らしさや男らしさを定義すること自体が時代遅れかもしれません。
ですが、現実にはジェンダーの格差はまだまだ縮まらず、おのずと女性、男性として性差を意識することも。
そこでVOGUE JAPANでは、国内外のジャーナリスト、ファッション関係者らにアンケート。
さまざまな視点を持つ彼女たちの言葉をヒントに、あなたも現代における『女らしさ』について考えてみては?
冨永愛「より一層多くの人たちの話を聞き
受け入れていくという作業が必要」
(1)今あなたが考える「女らしさ」とは?
「時代によって変化し、またどんな性別であったとしても持ち得るあるひとつの特性、と考えます」
(2)ご自身が考える「女らしさ」に変化はありましたか?
「最近は女性らしさ、というように自分自身のことを考えなくなったように思います。あくまでも“自分らしく”が先に立ちます。
もともとモデルという職業にとって、“らしさ”はとても重要なことだと思ってきました。それが男なのか女なのか、は特に関係なく、一個人としての『らしさ』という考え方です。ファッション業界には多様なジェンダーが存在し、10代から関わっている私はそれを自然と受け入れてきました。しかし、私は女性として生きているので、そもそも女性らしさを意識していないということなのかもしれません。
しかし、女性らしくということを深く考えていけばいくほど、それが男性であっても持ち得るものだとも思います。つまりそれは人としての特徴という捉え方になってきているのかな、と。
女性らしく、男性らしく……については矛盾も感じつつ、さまざまな議論がなされ、そのようにして話していくことが、新しい時代へと繋がると感じています。今は変化のときです。より一層多くの人たちの話を聞き、受け入れていくという作業が必要です」
(3)憧れの女性を教えてください
「山口小夜子さんなど、リスペクトする人はいますが、デビュー当初から憧れている人はいません。同じ業種のすべての人を超えるべき対象として見てきたからかもしれません」
EMMA「自分らしく強く生きる女性」

(1)今あなたが考える「女らしさ」とは?
「女性らしさ=強さ。自分らしくいること」
(2)ご自身が考える「女らしさ」に変化はありましたか?
「女性らしく……私は小さなときからこの言葉に違和感を覚えていました。女性らしくというのがなんだか女性の立場が弱い気がして。スカートをはけ、髪はロングに、などそういう固定概念ではなく大人になって思う女性らしさは自分らしく強く生きる女性のこと。『私は私らしく!』。そういう女性が『女性らしさ』なのかなって思います」
(3)憧れの女性を教えてください
「ビヨンセ。昔からビヨンセの曲は大好きだったけど、年末年始にビヨンセのツアー映画『Renaissance: A Film by Beyonce』を観て改めて衝撃。彼女から放たれる言葉ひとつひとつが自己肯定感を上げてくれ、アーティストでもあり母でもありそんなビヨンセの言葉は強さしかないです」
本誌では、他にも国内外のジャーナリスト、ファッション関係者の方たちの考えが掲載されています。
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