村上隆、次なる挑戦は“家づくり”!?〈お花ハウス〉〈村上ハウス〉で描く、アートと建築の新しい世界

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村上隆さんといえば、思い浮かぶのがニコニコしたお花のイラスト。
今号のCasaBRUTUS(カーサブルータス)では、〈村上ハウス〉〈お花ハウス〉を特集。
どんな想いで作り上げられたのか…ピックアップしてみました。

 

 

現代アートを中心に、アニメーション、映画、ギャラリー、カフェ、アパレル、そしてトレカまで、多岐にわたり作品を発表する村上隆
世界的アーティストの2025年の新展開はなんと建築でした…!?

 

世界的アーティストの村上隆が建築系スタートアップVUILDによるデジタルファブリケーションの力を借りて作り上げた〈お花ハウス〉〈村上ハウス〉隆の家と隆二の家とは。

 

MMブラザーズと〈村上ハウス〉

 

 

〈Ginza Sony Park〉で開催される創立80周年『マガジンハウス博』で、Casa BRUTUSは『村上隆と村上ハウス』という展示をすることに。

 

そこに巻き込まれたのは村上隆と村上隆二のMMブラザーズでした。

 

「マガジンハウスもカーサ ブルータスも“家”だから、家をつくるのがいいのでは。それこそジャン・プルーヴェのモバイルハウスみたいな」

 

村上氏が構想したのはマガジンハウスのロゴを立体化して、実際の家に発展させるというものです。

 

村上氏のさらなるひらめきにより村上隆と村上隆二(ロバート 秋山竜次)による話題の兄弟ユニット、MMブラザーズまで参加することに。

 

かくして〈村上ハウス〉隆の家と隆二の家、そして〈お花ハウス〉という3棟の家が完成しました。

 

 

お花ハウス

 

 

マルチカラーのお花がドームハウスに変身!

 

村上隆の「SUPERFLAT」の代名詞である「お花」が一輪、巨大なドームのように膨らみました。
しかもポリゴン形状で!

 

内部はポリゴンを形作る三角形1枚1枚にアクリルミラーが貼られ、床の輪郭に沿ってLEDライトを巡らせています。

 

中にいる者のシルエットが乱反射し、万華鏡のような世界に。

 

 

村上隆

現代アーティスト。1962年生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程を日本画専攻では初めて修了。
2000年に「SUPERFLAT」を発表、2001年に有限会社カイカイキキを設立。
作品制作のほか、NFT、ブランドとのコラボレーションや映画・アニメ制作、『GEISAI』主催、ショップやカフェ経営など活動は多岐にわたります。

 

 

続いて、〈お花ハウス〉の組立図を掲載。どうやってつなぎ合わせたのかなど、施工方法も読むことができます。ぜひ、続きをご覧ください。

 


 

本誌では他にも、村上隆氏と村上ハウスについて、さまざまな視点から紹介されています。

 

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