《10年に一度の猛暑》あえての“露出少なめ”に…今年は肌を見せずに涼しい夏を過ごすファッション

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夏の暑さのレベルが、一段も二段も上がったように感じるここ数年。

薄着をするにも限度があるし、これからやってくる夏本番には
「一体何を着ればいいの!?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこでLEEが提案したいのが、逆に“肌を隠して涼をとる”という新発想。

 

薄手の長袖やロングボトムをさらりとまとえば、強い日差しが遮断され、
日焼け対策になるとともに、体感温度の上昇がゆるやかに。

肌を出すより涼しく感じるうえに、さらに大人らしい上品さやさりげない体型カバーまで叶うので
まさにいいことずくめ!

 

10年に1度の猛暑といわれる今夏こそ、あえての“露出少なめ”が大人の正解。

上手に肌を隠して、最高に心地いい夏おしゃれを始めましょう。

 

見た目も着心地も驚くほど涼やか!
『透ける黒』で始める涼感モノトーン

 

 

「透けるボーダー」はフレンチスタイルに落とし込んで品よく

 

定番感のあるボーダーは、シアートップス初心者にも挑戦しやすいアイテム。

きれいめ白パンツを合わせれば、上品かつ今どきなフレンチコーデが楽しめます。

 

ニットのさりげない透け感に加え、“ゆるいサイズ感”も風通しのよさを後押し。

上下ともワイドシルエットながら、華奢なサスペンダーのおかげで、全身がすっきりとした印象にまとまります。

 

ニット:29,000円(トラディショナル ウェザーウェア)

タンクトップ:7,700円(ケラウズランブラ)

 

華やかチュールをプラスして
着慣れたデニムを涼しげに更新

 

 

スウェット×デニムのやんちゃなコンビも、ロマンティックな黒チュールのスカートを足すと特別感が漂って。

ボトムの重ね着でシルエットにボリュームが出る分、足元はヌーディなサンダルで軽やかさをキープするとバランスよく。

 

スカート:37,400円(ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店)

 

スタイリスト兵頭千尋さんの
『Tシャツ1枚に、自信あり!』

 

 

Tシャツと言えば、そう!

夏の代名詞とも呼べる存在です。

涼しくて、気軽に着られて、自宅でざぶざぶ洗えるのですから、
暑い季節に、こんなありがたい存在はありません。

 

一方で、“Tシャツ1枚では、どうも心許なくて……”という声が聞こえてくるのも確か。

年齢を重ねると、シンプルな極みのようなTシャツコーデに、自信が持てなくなる人が増えてくるのです。

 

一方、「夏は、ほぼTシャツしか着ません」と言い切るのは、LEEを代表するカジュアル派スタイリストの兵頭千尋さん。

誌面のコーディネートでも、私服スタイルでも、さりげなく計算された、洒落感のあるベーシックコーデが大人気。

兵頭さんのセオリーには、夏の“Tイチ”が決まるヒントが満載です。

 

まずは自分にとっての完璧な1枚を見つける

 

 

私には、自分のTシャツ姿に自信を持たせてくれる、鉄板の1枚があります。

それはヘインズのビーフィーT。

 

少々雑に扱ってもへたれない肉厚のヘビーウェイト。

二の腕を隠してくれる五分袖。

体のラインを拾わないボクシーなシルエット。

私がTシャツに求める3大条件を網羅した、パーフェクトな1枚です。

しかも、税込2200円!

 

常に2、3枚はクローゼットに常備して、へたれたら買い替えつつ、もう10年は愛用しているでしょうか。

着る人の体型や好みによって、“完璧な1枚”は異なると思います。

 

また、完璧だと思っていた1枚も、年を重ねることで変わるかもしれません。

毎年、夏になったらTシャツに袖を通し、鏡の前でチェックをする。

そうして、自分に自信を持たせてくれる完璧な1枚を、自分自信で見つけることが大切だと思います。

 


 

本誌では、他にも夏に涼しく見える・過ごせるコーディネートのポイントが紹介されています!

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