寒くなったら、あったかいそばが食べたい!《全国の人気な冬そば特集》

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蕎麦春秋

寒くなったら、あったかいそばが食べたい!

《全国の人気な冬そば特集》

  ◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆   冷たいせいろそばは手打ちそばの魅力をダイレクトに感じられますが、 寒い冬には温かいそばも捨てがたいですよね。   温かいそばの魅力は牡蠣のように季節をかんじさせるものもあれば、 鴨等の定番、コロッケといったB級グルメもあり、 さらにはスッポンやトンカツといった変わりダネもあります。   今回は日本全国の人気の温かいそば特集から東京の一味違う鴨南蛮を紹介します!  
「そば 一仁」(東京)
  鴨南蛮といえば、温かいそばの定番! ですが世田谷区桜丘にある「一仁」の鴨南蛮は一般的なそばとは全然違います。 まず、見た目はおなじみの赤い鴨肉ではなく、バラ肉のようなものがそばの上に載っています。 さらにつくねも入っています。   店主の長谷川等さんは 「よくお客さんには『豚バラじゃないの?』なんて言われますが、一般的な鴨南蛮のような胸肉ではなく、当店では薄くスライスした京鴨のモモ肉を使っています」 と話します。   胸肉も美味しいけれど、へたをするとパサパサした食感になるのが難点。 それに対してモモ肉は鴨の味がより濃厚で、コクも深い部位なのだそう。 なので、よりいいだしが取れます。   濃厚な味わいに、鴨のモモ肉とつくねが入ることによって食感に変化が出ています。 焼いたネギも香ばしく、絶妙なアクセントに。   そばは北海道のキタワセを自家製粉しているので 田舎、粗挽き、微粉の三種類をブレンドして打っているそうです。 濃厚な風味で、歯ごたえもしっかりあり、喉越しも良く 三種類の粉をいいとこ取りしたようなそば。   この文章を読んでいるだけでも喉がゴクリとしますね。 お店は小田急線千歳船橋駅から3分の世田谷区桜丘にあります。   温かいそばが好きな方はぜひこの一味ちがう鴨南蛮を食べてみてください。  
  日本の温かいそば特集はこちらから全てお読みいただけます! この冬行きたいそば店をチェック! (本誌は2019年のものでお店の営業やメニュー内容に変更がある場合もございます) 記事の有効期限: 2020年12月30日 Wednesday]]>