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子どもからも大人からも人気なハム。
朝食では卵料理とセットで、昼の弁当にはきゅうりやチーズと一緒に巻かれていたり
おやつにハムカツを食べ、夕飯にはサラダの具として登場。
子どものころから私たちはハムをたくさんの食事で食べてきました。
2023年、町に出れば個性豊かなハム料理に出会えます。
「ハムってそのまま食べてもおいしいし、食べ飽きない。みんなから愛される存在なんです」
今回はdancyuのハム特集から、美味しいハム料理店をいくつかピックアップします。。
『1 ROOM COFFEE』の贅沢なクロックマダム

ワインが止まらない!
文=馬田草織
どうぞ、と、目の前に賑やかな皿がやってきた。
さ、どう食べよう。
まずはぷるぷるの目玉焼きを優しくタッチ。
黄身をとろりと崩しながらパンにナイフを入れる。
香ばしく溶けたチーズの下の生地は、ベシャメルソースがしっとりとしみていて、切りやすい。
カットするとさらに広がるいい香り。
はやる気持ちを抑えつつ切り進むと、パンの間にもハムがたっぷり。
トップにのった、きりりと塩味強めの生ハムとともに口に運ぶ。
2種それぞれのハムの味わいに、ベシャメル香るうるふわパン。
最高か!
『サルミーランド トウキョウ』の生ハム盛り合わせ

“切れ味”が生み出す、とろける旨さ。
文=柴田香織
美容師、山崎雄大さん。
髪と生ハムを切る男。
「生ハム美容師」と検索すると彼が出てくるし彼しか出てこない。
山崎さん営む『サルミーランド トウキョウ』は、イタリア産を中心に、
選び抜かれた生ハムやサラミを販売。
なぜこんなことになったかといえば、あの『サルメリア69』をきっかけに生ハムファンになった山崎さんは常連客と化し、
あるときから「自分も切ってみたい」とスライサーを購入した。
同じ刃物を扱う者の宿命?
かき立てられたのだ。
「人の髪質も硬い、柔らかい、直毛、癖毛といった違いで使うハサミ、力のかけ方も違います。ハムも同じで、水分量や部位、個体差、それぞれと対峙したとき、こう切ったらより旨くなるんじゃないか!?って考えるのが楽しい」
敬愛する『サルメリア69』の新町賀信さん仕込みで体得した極薄のシュワシュワ切りの生ハムは、
噛む間もなくとろける。
一方、黒トリュフ入りサラミは、噛んで香りが出るのを考慮し、シャカシャカ切った2枚重ねだ。
「薄いのが偉いわけでもなくて。ハムとの出会いは一期一会。常に新たな切り方を試しています」
そこにスライサーと自由な発想があれば、生ハムは切れ味勝負でどこまでも進化できる。
これってすごいな。
本誌では紹介したお店情報や、他にもさまざまな名作ハム料理店がレビューされています。
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