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ハイソなエリアながら気軽に飲める良店が多く、東京カレンダーのスタッフもすっかり魅了された目黒。
さらに目黒の奥へと行くと、そこにはまた違う上質な世界が待っていました。
今回の東京カレンダーでは、『祐天寺』『学芸大学』『都立大学』からなるそのエリアを『奥目黒』と銘打ち、
大人が普段着で過ごす上質な夜にぴったりなお店を紹介しています。
駅近の雑居ビルに紛れ込んだ学大チニャーレが
日常を艶やかに
チニャーレ ヴェーノエ パーネ/学芸大学
神泉で予約の取れない人気店として名を馳せる『チニャーレ エノテカ』。
実はその創業地は学芸大学の雑居ビル。
通称『学大チニャーレ』は知る人ぞ知る名店でしたが、一時の休止期間を経て復活。
今はかつて同じ1階ですが、一番奥の別室に移っています。
「この山椒は静岡産で香りがフレッシュ。シンプルなパスタに仕立てます。それと今日は和牛ハラミが入荷!これはやっぱりステーキで」
シェフの大沼貴美さんが、目の前に並ぶ食材とその調理法を一つひとつ説明していきます。
こうしたプレゼンからディナーが始まる光景は、本店と変わらない“チニャーレ”の日常。
しかし、飲食店が軒を連ねる路地に隠れるように佇む『チニャーレ ヴィーノ エ パーネ』は
コースのみの本店に対してすべてアラカルトで注文できるところが最大の魅力です。
わずか6席のカウンターはキッチンとの一体感も抜群。
『ハラミのパペットステーキ』なら焼き始めから食欲をそそる匂いが充満し、仕上げにフランぺの炎も。
『山椒のアーリオオーリオ』でも鍋を煽る音が響いた後、さわやかな香りが一気に広がります。
完成した料理はどれも、主役の食材が存在感をきちんと誇示するシンプルな仕上がり。
一方で例えば、カルパッチョのドレッシングに醤油を忍ばせるなど、イタリアンに縛られない姿勢も痛快で
なじみある美味しさに感激します。
何より本店と同じ食材と料理を、ワインのアテ感覚でカジュアルに食べられるところが最高に贅沢。
食後は充足感に満たされ、再訪を誓うはずです。
本誌では、奥目黒の素敵なレストランがたくさん紹介されています。
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