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dancyuでは、2018年の『スパイスカレー新・国民食宣言』以降、
昔ながらの固形ルウではなく、スパイスでつくるカレーの世界を特集してきました。
サラサラカレーやバスマティライスの軽やかさ、合いがけを副菜と混ぜ合わせながら味わう楽しさ、
ディープなインドやスリランカ料理との出会い……
そうして、日本のスパイスカレーは成熟と細分化の時代へ。
その存在は、ぐっと身近になりました。
今号のdancyuでは、カレー大特集!
キーマカレーとご飯が最強な組み合わせだという紹介記事をピックアップします。
キーマとご飯は最強だ!
エキゾチックキーマ/東京コロンボ
- 食感:むっちり
- ご飯:白米
- 辛さ:レベル1
- 挽き具合:中粗挽き
- 肉:鶏もも
ぴかっと眩い純白の日本米に、妖しく艶やかな挽き肉。
両者がぴったり寄り添う『東京コロンボ』のキーマは、料理名にもあるように“エキゾチック”としか表現できない。
インドとも欧風ともエスニックともアジアンとも違うのは、
ローズペタルなどの香り高いドライハーブを隠しスパイスとして使っているからでしょう。
鶏肉とひよこ豆、にんじん、ピーマンなどを長時間寝込んで野菜の甘みをぎゅっと凝縮しているからトロッと濃厚。
てっぺんに垂らしたスパイスニラだれが程よい辛さと塩味をプラスしていて、
つい本能が白いご飯を欲してしまいます。
そのキーマの魅力を存分に引き出すパートナーは、長野意見上田産の風さやか。
信州の標高の高い場所で採れる米で、粘りが少なくキレとハリがあり、小粒で爽やかな食感が特徴です。
店を出すあたり米アドバイザーの小野瀬多幸さんに試食会を頼んだところ、
数ある銘柄の中から圧倒的な存在感を放ったのがこの風さやかでした。
「カレーのご飯は粘りすぎず甘すぎずがベスト。その点、風さやかは主張しすぎず、ルウやおかずを引き立ててくれる。それでいてちゃんと米の旨味も残るんです」
だしなどの汁物をよく吸う性質がありながらも、粒が形崩れすることもなく、
最後まで歯ごたえのいい食感を届けてくれるのが頼もしいところ。
ゆで卵やスパイスふりかけ、キャロットラペ、小松菜のココナツ炒め、レモンのピックルなど、
ご飯の魅力を何倍も引き出す付け合わせも盛りだくさん。
さらに、卓上には旨辛オニオンやレモン胡椒ヨーグルト、ハバロネソースなどの調味料が脇を固めていて、
組み合わせによってキーマとご飯が別の表情を見せます。
店主の金諒一さんはこう話します。
「カレーはルウが主役だと思っていたら大間違いでした。店を出してみて、ご飯が目当ての人もいるんだなと気づいたんです。ご飯をたくさん食べるためにカレーを選ぶというか。でもそれでいいんですよ。もりもり食べてほしいです」
互いに引き立て合いながら、一体感を生み出すダブル主演に、心の中で思わずスタンディングオベーション。
本誌では他のカレー店のおすすめカレーもたくさん紹介されています!
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