
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

2024年の酒業界に変化の兆しが見えます。
フルオープン型のプルタブを開けると泡が立ち、その後ゆっくりとレモンスライスが浮上……。
斬新な家飲み体験を楽しめる『未来のレモンサワー』(アサヒビール)が、
6月11日から関東・甲信越の1都9県で、数量限定販売されます。
2023年5月のオンラインテスト販売時は1700セットがわずか2週間で完売しており、
今回も激しい争奪戦となりそうです。
使用する缶は『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』の技術を応用。
345ml入りで1本約300円とレモンサワーとしては高価格ですが、
同社の松山一雄社長は「価格に左右されない独自の価値を持つ商品」と胸を張ります。
ビジュアルのインパクトの陰に隠れがちですが、
加糖の『オリジナルレモンサワー』のほかに、
甘くない『プレーンレモンサワー』をラインナップするのもトピック。
食中酒ニーズをしっかりつかみ、RTD市場での覇権争いに一石を投じそうです。
次々リニューアルされるお酒たち
近年のトレンドである食中酒市場では、
22年に『翠ジンソーダ缶』、23年に『こだわり酒場のタコハイ』(いずれもサントリー)など、
レモンサワー以外のRTD商品が相次いでヒット。
この2商品は23年末から立て続けにリニューアルし、
さらにすっきりとした爽やかな味わいに仕上げました。
これに対し、未来のレモンサワーは踊り場にきているレモンサワー市場の“起爆剤”になるかもしれません。
醸造施設と飲食店の複合施設
『YEBISU BREWERY TOKYO』が4月にオープン
一方で、2023年10月の酒税法改正で税率が引き下げられ活性化しているビール市場では、
リアル店舗との連動による新たな価値づくりへの取り組みが活発です。
サッポロビールは、醸造施設と飲食店の複合施設『YEBISU BREWERY TOKYO』を2024年4月に開業。
同施設限定の『ヱビス∞』も用意しています。
キリンビールはクラフトビール『SPRING VALLEY』ブランドを刷新。
飲みやすさをアップさせたリニューアル商品を24年3月に発売するとともに、
直営店『スプリングバレーブルワリー東京』も今春リニューアルオープン予定です。
本誌では、記事の詳細をお読みいただけます。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。






