
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

2024-04-19 発売号 (2024年6月号)
閑静な高級住宅街で知られる松濤に昨年瀟洒な一軒家レストラン『啓蟄』が誕生。
店の存在を告げるのは、控えめに掲げられた表札のみ。
今号の東京カレンダーで、話題の隠れ家に一緒に訪れたのは、目覚ましい活躍を見せる女優・西野七瀬さん。
図らずも撮影が行われたのは“春の訪れ”を意味する「啓蟄」の日。
そんな美しい偶然を生み出した彼女は、食事を終えると30歳の節目を迎えるいまの心境を赤裸々に語ります。
「入店前からドキドキが止まりません」

「このフリット、新感覚の美味しさ。派手さはないけど惹きつけられます」
フリットに炭化したレモンを削りかけるシェフのアイデアに関心する西野さん。
このあと、躊躇いつつもひと口でぱくりと平らげて、満面の笑みを浮かべます。
「無駄をそぎ落とした空間にいると、感覚が研ぎ澄まされるみたい」
ソムリエにワイングラスの綺麗な持ち方を確認すると、ペアリングされたワインの香りを確かめて恍惚とした表情に。
「大人の階段を上ったような気分」

“意外に思える食材の組み合わせだけど、見事にまとまっていて感動”
春菊、ズワイガニ、柚子、キウイを使った前菜を試食。「ほとんど外食しない私には斬新過ぎるお料理。さわやかな味わいで、めちゃくちゃ印象的です」
「高校生の頃から30代が楽しみで仕方なかった。いまからドキドキします」

聞けば、近頃の食生活は自炊で済ませることがほとんど。
外食には縁がないと言います。
だが、何か話さなきゃと思ったのだろうか、そのうちひらめいた顔をして、とある旅の思い出を披露してくれました。
「愛媛の砥部という町に気になっていたホテルがあって、少し前に泊まりに行ったんです。そこでは地元で採れる野菜や瀬戸内の魚介を活かしたお料理をいただけるのですが、シェフが生産者さんとの顔の見えるお付き合いを大切にされているらしくて、これはおばあさんがひとりで作っている何々ですとか、景色が目に浮かぶようなお話をたくさんしてくださいました。その感じが素敵で、印象に残っています」
料理の美味しさだけでなく、背景に多くの作り手が存在しているという事実に思いを馳せる。広い視野で物事を捉えるのは経験を積んだ大人の物の見方だが、西野さんのエピソードは、それを連想させます。
前回のインタビューで「早く30代になりたい。20代のようにがむしゃらに走るのではなく、景色を味わう余裕も生まれてくればいいなと思う」と話していたが、その境地に到達しつつあるのかもしれない。
30歳の誕生日を間近に控えるいま、その心境をあらためて尋ねると、「楽しみでしかない」とまたも潔く言い切られました。
では、これからの10年を彼女は女優としてどのように歩んでいくのでしょうか。
2024年も、先ごろ放送が終了したテレビドラマ『大奥』など、出演作が相次ぐ。
このままキャリアを積み上げていくつもりなのか…。
本誌ではインタビューの続きをご覧いただけます。
I LOVE MAGAZINES!
定期購読キャンペーン2025 -Spring-

エントリーしていただいた方から抽選で
「トップカバーアワード」受賞者にちなんだ豪華プレゼントが当たる!!
お好きな雑誌の定期購読 5,000円以上ご購入で応募でき、さらに条件クリアで当選確率アップ!
トップカバーアワード大賞を受賞したえなこさんのサイン色紙をはじめ、他表紙にたくさん登場された著名人に関わるアイテムのプレゼントや、Amazonギフト券なども当たります!
上のキャンペーン画像をタップして詳細をご覧ください!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。