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2024-10-23 発売号 (2024年11月号)
ちょっとしたお祝いごとに「ごはんに行こう!」というときはありますよね。
今回は、「あまから手帖」で紹介された「特別な日」に訪れたい。
そんなお店を2件、ピックアップしてみました。
「ほんとに小さい賞だからね」と照れ笑う先輩。
その若々しい姿が嬉しくて、「大阪の俵万智に乾杯!」とおどけてみせる。
東京に暮らしていた頃に趣味で始めたという短歌が何やら受賞したらしい。
健啖家だった彼女も「この頃コースは食べ疲れる」と言うからこの店を選びました。
西梅田で特別な和食を
西梅田 弧柳 継心(こきゅう けいしん)
近頃では希少な、好みで一品を選べる和食店。
銘酒が揃っているのもポイント。
でもまずはビールに合いそうな牡蠣とキノコのバター焼きから。
ガーリックバターに食欲を煽られ、120種以上ある品書きを2人で覗き込みました。
炭火焼のメニューがいっぱいやね。
後でお肉を焼いてもらおう。
「あれビーフカツもある。ってことは「㐂川」の系列?」
目の前にいる料理人は法善寺の「浪速割烹 㐂川」で14年、腕を磨いた岩下寛季さん。
もともとここは、岩下さんの「㐂川」修行時代に料理長を務めていた松尾慎太郎さんが開いた店で、2021年アップグレードして東横堀川沿いに移転。
そのあとを“心を継ぐ”岩下さんが任されているのでした。
牛タンを注文したら、かたまりで焼いた後にスライスして登場。
艶っぽいロゼ色の肉に2人そろって「わぁキレイ!」と声が出ました。
特別な日は特別なお店で

福島 ad hoc(アドック)
白を基調にナチュラルトーンで統一された空間に、ゆったりと天然石のテーブルや野菜い風合いの木製チェア。
フロアに満ちた温もりある空気に緊張の糸がほっと緩みます。
「特別な今日を、日常の延長として。寛いだ気分で楽しんでもらいたい」
というオーナーシェフ、高山龍浩さんの想いがこもります。
2ヶ月ごとに替わる全13品のディナーコース。
手元のメニューには、松茸、秋ナス、名残鱧、栗など、それぞれの皿ごとに3種ほど、素材名のみの記載。期待を募らせます。
皿の上だけでなくストーリー性のある演出でも魅せます。
「燻煙にヒノキの葉と焼き栗の香りを足して、秋に包み込まれるようなイメージで」という通り、スモーキーな香りをモクモクとさせて登場したのは能勢の銀寄栗。
大粒の栗を渋皮ごとほんのり甘く炊き、バターとラム酒でソテー。
ソースは香り豊かで苦みほのかなアマゾンカカオのペースト。
「ad hoc」とは「特別な」「目的のための」の意。
四季で変わるコースだけに、一年一度の記念日のみならず、折々“特別な日”を設け訪れたい。
とても素敵な「特別な日」にぴったりな2軒のお店。どちらも詳しい場所や、お料理の詳細を本誌でご確認ください。
本誌では他にも「西梅田、福島、肥後橋」のお店をたくさん紹介されています。
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