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昔ながらの美味しさあふれる“町中華”。
今号のKappo 仙台闊歩では、「郷愁の町中華」を特集。
どんな名店が紹介されているのか、気になる内容をピックアップしてみました。
暖簾をくぐれば、そこには変わらない景色がある。
鍋を振る音、湯気、いつもの席。
何十年も前と同じように、今日も誰かの腹と心を満たしています。
町中華は、懐かしさだけで語るには足りない。
この街で生きてきた人たちの時間が、いまも息づいている場所なのです。
戦後からの歴史とともに

青葉区国分町 ラーメン・餃子 鞍山 あんしゃん
「開店当初から、麺も餃子の皮もスープもチャーシューもぜーんぶ手作り。常に昨日よりおいしく、とは変化しているけど、時代に合わせて変えたりはしてないの。“これがいい”と言って食べてくれるお客さんがいるうちは、変えられないよねえ」
仕込みの手を休めず、光徳さんが言います。
現在、仕込みは光徳さんが、営業中の調理は息子である徳夫さんが中心です。
父と息子が時に並び、時に背中合わせになりながら、『鞍山』は開店の夜を迎えます。
国分町の〆の一杯として60年以上愛され続ける「ラーメン」は、円熟の極み。
下茹でした鶏ガラとゲンコツに鯵の煮干を加え、ふつふつと沸かさず透明なスープに。
開店当時から使い続ける製麺機で打つ麺は、やや加水率高めのストレート。
ひとつひとつに最適な調理を

青葉区大町 中華飯店 紅龍 大町店
石川善寿さんのたくましい腕はやけどの痕でいっぱいです。
コンロ前に立てば、すべてが高温となる中華料理の厨房。
頬にも大きな痕が。
しかしそれは、60年にわたり料理と格闘してきた石川さんの勲章でもあります。
「親からは反対されたけど、今となっては自分は料理人になるために生まれたんだと思ってるんだよ」
お客さんのニーズに応えるように、石川さんも店を増やしました。
しかし
「丁寧に、おいしいものを」
という初心と味の根幹を変えなかったから、今なお原点である『紅龍』がこれほどに愛されているのでしょう。
働く人々への応援歌であるランチタイムは、「ニラレバ定食」と「ホイコーロー定食」と「紅龍定食」が人気のトップ3。
まだまだ町中華の紹介は続きます。どんな中華料理が紹介されるのか…ぜひ本誌でご確認ください。
本誌では他にも、みやぎ食材歴史紀行、などを紹介されています。
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