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2025-07-23 発売号 (2025年8月号)
夏がきました!「冷やし中華」の季節です!
あまから手帖では、『冷やし中華、見つけました。』を特集。
紹介されている関西のお店をピックアップしました。
冷やし中華、見つけました。
東男もすなる、三都冷やし中華巡り
人気店も、発掘店も!? 東男が巡る関西冷やし中華探訪記。
2年ぶりにオンメニュー
カドヤ食堂 総本店 西長堀
「冷やし中華始めました」の季節。
関西ラーメン界屈指の名店「カドヤ食堂」の店前も、どこ吹く風とばかりに通常のまま。
品書きの冷やし中華の文字には心底ホッとしました。
「冷やし中華は夏1回食べれば十分だと思う。だからこそ、強烈なインパクトを残したい」
と、店主の橘和良さんは今夏、新たな冷やし中華を誕生させました。
ヒントはチャーマヨ丼の自家製マヨネーズ。
試しに既存の醤油ベースのスープに入れると酸味の相性がよかった。たっぷり盛る焼豚からは香ばしい脂の多汁の旨み。
キンキンに冷えた太麺と共に全てを混ぜ合わせると、さながら汁なし担々麺のような食感。
酸味、旨み、コクが混然一体に口内を駆け巡ります。
飾らぬ家庭的懐かしの味
中国料理 円山飯店 三宮
三宮の中心にあって、ランチのおいしい時間帯をごっそりと省き、13時半から営業というある種の潔さ。
「メインは夜。仕込みをしながらのんびりやってます」
と、店主の周克泰さんは朗らかに笑います。
創業は四代遡った先だが定かではありません。
他所で修行していた長男の藤川泰基さんが戻り、今は二人で厨房に立ちます。
冷やし中華は、うずまきの水紋の下で金魚が泳ぐ、夏らしい皿で供されます。
ゴマダレのスープにストレート細麺。白髪ねぎを頂に下はモヤシ。
周りはチャーシュー、キュウリ、ワカメ、鶏肉、錦糸卵が囲み、赤いカニカマが色味のアクセント。
35年前に誕生して以来、仕様はほぼ変わりません。
京都で見つけました!

うどんと並ぶ真夏の主役
自家製麺 天狗 神宮丸太町
昼時の行列に身を投じながらふと思う。東京で蕎麦屋の冷やし中華は珍しくないが、京都でうどん店の冷やし中華とは興味深い。
軒先で「冷麺」の小さな旗が涼し気に揺れています。
関西では冷麺=冷やし中華で通っていることも面白い。
千切りというより、針切りに近いキュウリや焼豚、錦糸卵の幅が見事に揃った見た目麗しい一皿。
醤油ベースのスープにうどんのつゆやかえしは使いません。
冷麺専用に炊いた鶏ガラスープに、焼豚の煮汁、砂糖や酢に、柑橘系の搾り汁を加え爽やかな味わいを演出。
「昼はうどんや定食もあり、限定20食で精一杯です」
と六代目店主の柄﨑修さんはこぼします。
まだまだ紹介は続きます。ぜひ、本誌でご覧ください。
本誌では他にも、さまざまな「冷たいもん」を紹介しています。
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