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自ら認知症になった専門医が分かった『7つの心の準備』
長寿時代の誰もが無関係ではない認知症。
書籍『ボクはやっと認知症のことがわかった』で
自らの認知症を公表した長谷川和夫医師の言葉から
やっておきたい心の準備を解説します。
(1)昨日の自分と今日の自分は続いている
「認知症の人と関わりを持った経験が少ないと、『この人は認知症の人だから』という態度で対応しがちです。ときに『何も分からない人』として心の中に壁をつくることも。けれど逆の立場からすると、急に『あちら側の人』として扱われるのは理不尽です」
誰もが認知症になる可能性があり、早期発見の例も増えています。
『認知症です』という人を前に、その人の人生を尊重して
『そうですか』と受け入れられることができる心が大切。
(2)日によって気分によってグラデーション
長谷川先生が認知症の当事者になって初めて分かったことの一つが
症状は固定されていないということ。
変動があり、普通のときとの連続性があるそうです。
健康な人でも気分に差があるように、
認知症の症状も朝と夕方では違うそうです。
感情のグラデーションを許容することは人付き合いの基本ですね。
(3)認知症じゃない人も間違う
認知症になると、何も分からなくなるわけではなく、感情は生きています。
褒められればうれしく、嫌なことがあれば傷つくことを心に留めておきましょう。
「認知症の人と関わる人を見て、『厳しすぎるのでは…』と思うことがあります。失敗に対して声を荒らげて叱りつけたり、子ども扱いをしたり。もしかすると、頼りにしていた人の思いがけない行動にショックを受けて、ついそういう態度をとってしまうのかもしれません」
健康である自分たちも日々間違いを繰り返します。
笑ってやり過ごしたり、次には間違いが起きない工夫を互いに相談することも大切です。
(4)〜(7)は本誌でご覧ください。
私は以前、とある動画を見て学んだことがあります。
認知症の103歳の祖母がいる、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんは
Twitterにて祖母とのやり取りを動画に撮ってたまに更新しています。
その内容は一緒にプリンを食べるということ。
一緒にプリンを食べながら、森田さんに「俺だれ?」と聞かれた森田さんの祖母は
「あんた誰?」と返します。
そのあと森田さんは「あっはっはっはっは!」と笑い、
その笑いに森田さんの祖母も一緒に笑っています。
普通であれば、ショックだったり、暗くなる話ですが
それを笑い飛ばして『忘れる』ということを受け入れている様子。
数十秒のやり取りから、森田さんの温かさが伝わりますし、
家族が認知症になったら自分はどう接するか…と考えさせられました。
認知症は予防に努めることはできても100%ではないので
いつだれがなってもおかしくありません。
もし家族や友人、知り合いがなったときにどう接するか
変えていけるのは自分です。
実際に認知症になった長谷川医師の言葉はひとつひとつに学びがあります。
本誌をお読みください。

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