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呼吸はなぜ集中するのにいいのでしょうか?
パーソナルトレーナー・フィジカルトレーナーの山坂元一先生は
多くのトップアスリートや業界著名人から信頼され、5000人以上のクライアントを抱えています。
そんな山坂先生が解説する、呼吸と集中力の関係について紹介します。
中枢神経の働きを抑制
なぜ呼吸は集中力を上げるのでしょうか?
山坂先生:呼吸は、末梢神経系(自律神経)の調節機能を上げることができるからです
神経には大きく分けて中枢神経と末梢神経があります。
中枢神経は体の機能の大元で、大脳や小脳に指令を与えています。
しかし基本的に中枢神経はスペアタイヤのようなもので、自律神経で心身をカバーできなくなった時に働き始めます。
そして『大脳や小脳に指令を与える=中枢神経は考える』という行為につながっています。
この働きを押さえられれば、大脳への指令をシャットダウンでき、考えなくなって集中力が高まるということなのだそうです。
ただ、中枢神経を意識的にコントロールすることはできません。
そこで、自律神経を使います。
呼吸法は自律神経のコントロール能力を上げるもので、中枢神経の働きを抑える効果があります。
脳への余計なストレスを遮断するものなので、集中力が上がるというわけです。
マインドフルネスの前に、呼吸法から入るのがおすすめ
マインドフルネスは集中力を増すと言われています。呼吸法との違いを教えてください。
山坂先生:マインドフルネスは意識を何かにとどめない、つまり何も考えないことで中枢神経の働きをとめる方法だと思います。そうすることによって、自律神経側から呼吸をコントロールする。一方で呼吸法は、この呼吸法であればこれだけ交感神経が動きますよ、これは副交感神経ですよと、呼吸側から自律神経をコントロールする。アプローチが反対ですね
頭をたくさん使って中枢神経が活発になっている人は、マインドをコントロールするのは難しいとのこと。
集中する時、マインドフルネスや瞑想から入るよりは、呼吸法から入ったほうがやさしいそうです。
山坂先生によると、ヨガでポーズから呼吸、その後に集中に入るというのは間違いない方法。
呼吸ができなかったら、しっかり瞑想ができないので、まずは呼吸法から入るのがおすすめです。
ヨガは瞑想、ポーズ、呼吸法と三つの要素でできています。
集中は心身の健康にもパフォーマンスアップにもいいので、その根底となる呼吸法を少しずつでも日々の生活に取り入れていきたいですね。

Yoginiではヨガの呼吸と集中の関係について現代科学の観点から見た研究も行われています。
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