
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

ジムに行ってせっせとワークアウト、お決まりのランコースをサッサとジョギング、不調があれば整骨院へ。
もちろんこれができるのは超理想!
でも、今の世の中、人が集まるところに出向く気分になれませんし、
かといって家の中でドタバタしたら周辺住民にも迷惑がかかってしまいます。
そこでTarzanでは、通常のヨガマット(180cm×60cm)を使った1㎡のスペース縛りで、
カラダの悩みをバサッと解決!
この小さい空間でもできる、効果的なメニューを紹介します!
カラダが硬い、ぽっこりお腹、体力不足、肩こり・腰痛は1㎡あれば解決!

筋肉を柔らかくすることで、得られるメリットは多々あります。
特に土台である背骨と体幹部は、その先につながる手足の稼働性を左右します。
盛大な筋トレにランニングが必要と思われがちな凸腹。
もちろん間違いありませんが、インナーの意識や、骨盤の傾きの強制、
姿勢の修正でフラット腹に近づけていくことも不可能ではありません。
まずはここからはじめましょう。
硬いカラダを柔らかく

硬いカラダをなんとかしたい!そんな一心で、むやみに開脚ストレッチばかりしてはいませんか?
実はカラダの中で真っ先に柔らかくすべきは、中枢神経が走行し、人体の土台ともいえる『背骨』および『体幹部』。
ラクに動けて疲れない、心地よく過ごせるカラダを自宅トレで手にいれましょう!
脱力ストレッチで疲れを残さない
『カラダが硬い=関節が硬い』と考えがちですが、実際に硬くなるのは、これを支えて動かす筋肉。
つまりカラダの柔軟性は、筋肉の柔軟性とイコールなのです。
カラダの軸となる背骨の動きには、前に曲げる『屈曲』と後ろに伸ばす『伸展』、
横に倒す『側屈』、横にねじる『回旋』の4種類があります。
理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人さんはこう話します。
「なかでも回旋は人体に特有の動きで、老化のバロメーターでもあります。回旋力の低下は、姿勢が丸まって伸展の筋力が衰えるのが大きな原因。
その伸展力を高めるには、まず側屈する筋肉を伸ばしておくといい。さらに、伸展したら反対側へ曲げる屈曲の動きもしっかり行うこと」
まんべんなく動くことが大切です。
ストレッチの最適な時間帯は夜です。
脱力することで、副交感神経の働きも優位になります。
背骨をゆるめてリラックスし、疲れはその日のうちにリセットしましょう。
本誌では、ストレッチの方法や体幹ヨガ、マットの選び方や有酸素能力をアップする方法なども紹介しています!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。