『不老不死ビジネス』永遠の生命を手に入れる段階を迎えようとしている企業たち

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いつまでも老いることなく、永遠に生きる。

人類は「不老不死」に憧れ、王や権力者たちは、時には多くの犠牲を払ってまで、その究極の夢を追い求めてきました。

そして、ヒトゲノムの解析や遺伝子研究によって、老化のメカニズムが明らかになってきました。

最新の化学はついに、“永遠の生命”を手に入れる段階を迎えようとしています。

 

「不老不死」の夢が現実的なビジネスになる

 

 

2021年1月、投資家の欲望渦巻くシリコンバレーに、またひとつ話題のバイオベンチャー企業が誕生しました。

その会社の名は『アルトス・ラボ』社

プレスリリースによると、新設されたアルトス・ラボ社はヒトの細胞の若返りと老化防止の研究を、
世界トップクラスの科学者を招いて行うとのこと。

日本からはノーベル賞受賞科学者の山中伸弥氏が招かれ、
同社の上級科学アドバイザーに就任したことで科学界の注目が集まりました。

 

世界から名だたる投資家たちも投資を行い、投資家たちの間では、
アルトス・ラボ社の成功はあらかじめ約束されているようなものだと、もっぱらの評判だそう。

 

老化や寿命のメカニズムの解明が巨大ビジネスを動かす!?

 

その先陣をつけたのは、キャリコ社です。

グーグル社の創業者兼CEOのラリー・ペイジ氏が陣頭指揮を取り、キャリコ社は設立されました。

設立の際には、とてもベンチャー企業とは思えない数十億ドルもの巨額の資金が投じられました。

さらに驚かされたことに、キャリコ社のCEOに招かれたのは、
ライバルであるアップル社の会長、アーサー・レビンソン氏でした。

 

さまざまなバイオベンチャー企業がシリコンバレーで生まれつつありますが、その理由はいったいなんなのでしょうか?

 

ひとつには近年の分子生物学的な老化の研究において、驚くべき新発見が相次いでいることがあげられます。

謎とされてきた長寿遺伝子の特定、その遺伝子活性化のためのノウハウ、細胞リプログラミング技術の向上など、
めざましい成果が続々と報告されています。

 

人類が長年求めつづけてきた「不老不死」の夢は、いま現実的なビジネスの投資対象をなりつつあるのです。

 


 

本誌では、なぜ多くの企業がシリコンバレーで開発しているのかの詳細や、
「老化」とは一体何なのか、などミステリアスな秘密について解説しています。

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