健康格差はどこで生まれる?『幸福の100年を生きる健康教科書』

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これからの人生100年時代は、体力や脳機能、若々しさなど『健康格差』が拡大する
高齢者専門医和田秀樹氏は指摘します。

 

70代でヨボヨボの人と80代で元気な人の差が生じるのはなぜでしょうか?

その分岐点は『70代の過ごし方』にあるといいます。

和田氏がサンデー毎日にて幸福の100年を生きるための健康戦略を解説しています。

 

70代で衰える人が激増する

 

高齢期に入り、と言っても今のご時世、60代で高齢を実感する人は少ないでしょう。

しかし、70代ともなると健康に不安を感じる人は少なくありません。

がんの罹患率や死亡率、要介護になる率、認知症になる率などをみると、確かに70代で急増します。

 

ヨボヨボしたり、ボケたりする高齢者と、元気で自立した高齢者に分かれるのはまさに70代といえます。

実際、心身ともに自立して健康でいられる期間の『健康寿命』なるものをみると、
2016年時点で、男性が72.14歳、女性が74.79歳でした。

 

元気な70代・80代とそうでない人の違い

 

和田氏がこれまで6000人くらいの高齢者を診てきた印象では、
検査データが正常であるほど元気、とは限らないとのこと。

 

血圧がやや高めの人のほうがアクティブな人が多かったり、
コレステロール値が高めの人のほうが若々しかったり。

ちょっと太めの人のほうが活き活きしているといいます。

 

和田氏が浴風会病院という高齢者専門の総合病院に勤務していたころ、
年間100人くらいの解剖が行われており、そこで学ぶことは多かったそうです。

85歳を過ぎて体の中にがん細胞がない人はおらず、誰にでも動脈硬化が認められました。

死因ががんであることは3分の1くらいなので、
がんを“飼って”いて、知らずに亡くなる人が3分の2くらいいることになります。

 

確かに動脈硬化の予防のためには血圧や血糖値、コレステロール値を下げたほうがいいのですが、
どんなに生活に気をつけていても加齢には勝てないから誰にも動脈硬化がみられるのです。

 

そして、中高年の動脈硬化の予防の時期と、
高齢になって動脈硬化が生じてしまった以降とでは『
健康法』を変えないといけません。

本誌ではどんな健康法がいいのか、栄養学の大切さを解説しています。

 

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