
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

重要なパーツでありながら、イマイチ使いこなせていない感のある『肩甲骨』。
驚くほど多くの筋肉と関わり、ゆえにカラダの好不調にも直結しています。
Tarzanでは、我々の日常動作でどう動き、影響を与えているのかを解説しています。
肩甲骨の動きと役割
肩関節は一つではない
肩甲骨が4つの関節を作る
上半身の姿勢や運動と深く関わっているのが、肩関節。
その最重要パーツが肩甲骨です。
実は肩関節は一つではありません。
いわゆる肩関節は、肩甲上腕関節のことです。
肩甲骨の凹みに、腕の上腕骨の丸みを帯びた先端が接します。
他にも肩関節には、肩甲胸郭関節、肩鎖関節があり、いずれも肩甲骨が絡んでいます。
これらの関節は互いにリンクしていることから、『肩関節複合体(ショルダー・コンプレックス)』と呼ばれています。
この肩関節複合体の鍵を握っているのが、肩甲骨なのです。
実はこんなに怖い!
肩甲骨が動かないと困ること

肩甲骨が動かないと、こんな困ったことがあります。
・肩こりが起こる
・上半身のパワーが落ちる
・高いところに手を伸ばしにくい
・腱が狭まり、炎症が起こる
などなど…。
日本人がパソコンやスマホなどに触れている時間は1日7時間以上にもなるんだとか。
それは睡眠時間に匹敵します。
そこで心配なのは画面を見るため前屈みになり、体幹より頭が前に出るフォワード・ヘッド・ポスチャー(FHP)に陥ること。
FHPは肩甲骨が背骨から離れて外転し、ストレスで緊張すると肩甲骨が上がる拳上を伴います。
順天堂大学保健医療医療学部の宮森隆行講師によると、
「FHPで肩甲骨の外転と拳上が固定化し、その定位置からズレると、上半身全体の姿勢が崩れて悪くなります」
とのこと。
「とくにデスクワークなどで猫背がクセになると、肩甲胸郭関節の動きが制限されるため、肩甲上腕リズムが乱れてしまい、腕が高く上がりにくくなります」
肩甲骨が動かないと猫背になるが、猫背になると肩甲骨が動きづらくなるという悪循環。
肩甲骨のためにも、背すじを伸ばし、姿勢を正しましょう!
本誌では肩甲骨の動きチェックや、ほぐし方なども紹介されています!
I LOVE MAGAZINES!キャンペーン2022

対象の雑誌が月額払い・年間購読が最大50%割引されたり、
定期購読で1,000円割引が適用されるギフト券コードを掲載中!
割引やプレゼント付きなど、700誌以上の雑誌が全てお得に購読できる大チャンスです♪
毎回ご自宅へお届けしますので外出の必要はございません。
この機会に、雑誌で楽しく充実したおうち時間を過ごしませんか?
『Tarzan(ターザン)』に関心のあるお客様へおすすめの『趣味・芸術誌』はコチラにあります!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。