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健康で長生きを叶えるには、いつまで自立した生活を送れるかが重要。
そのために必要なのは、脳と体を若々しく保ち続けること。
精神科医の和田秀樹先生はこう話します。
「50代からは、何かをやりたいと思う意欲の維持が大切です。そのためにも、意欲低下のメカニズムを減らす必要があります。やる気や感情のコントロールを司る前頭葉の機能が低下するのを遅らせる、幸せホルモンともいわれるセロトニンの減少を抑えるといったことが有効です」
『できることを減らさない』のもポイント。
「認知症になっても、軽症のうちはなんだってできます。“年だからもう無理はできない”という思い込みが、脳と体を衰えさせます。使って鍛えて衰えさせない、これが鉄則です」
感情の老化、その3つの原因は?

感情の老化は、脳と体を衰えさせてしまいます。
本誌では、その3つの原因がまとめられています。
原因その1『前頭葉が縮む』
年をとるにつれ、脳は前の方から縮み、思考や感情、行動や判断などを司る前頭葉から萎縮していきます。
前頭葉の働きが衰えると、下のようなさまざまな変化が現れます。
『考えることが面倒になる』
『感情をうまくコントロールできずに怒りっぽくなる』
『意欲が衰える』
『集中力が低下する』
放置すればどんどん老化が進みますが、前頭葉に刺激を与えることで脳は活性化します。
そのためには、「したいことをする」ことが最も効果的です。
原因その2『セロトニンの減少』
脳内の神経伝達物質であるセロトニンは、別名『幸せホルモン』とも呼ばれ、
幸福感や意欲をコントロールして気分を明るくしてくれます。
しかし、年齢を重ねるとセロトニンが不足しやすくなり、ひどくなると、うつを引き起こすことも。
「最近やる気が出ない」と感じるようになったら注意が必要です。
セロトニンを生成するたんぱく質をしっかり摂る、日光を浴びるなどで、
セロトニンの減少予防に努めましょう。
原因その3『筋力・体力の低下』
健康で長生きするためには、筋肉の維持が大切です。
一人できちんと歩くのはもちろん、食べ物を咀嚼したり、飲み込むためにも喉周辺の筋肉が不可欠。
筋肉を作り出し、筋力を保つためには、食事と運動が重要。
『おなかがすかないからと食事量を減らす』
『さっぱりしたものしか食べられないと肉食を控える』
こういったことは、筋肉の減少、体力の低下につながり、老化を加速させるリスクになります。
本誌では、上記で紹介した3つの原因に関するチェックリストもあります。
チェックして該当したものは、予防法を本誌にてご覧ください。
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