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毎日の食生活の中で『腸活』を意識しつつもなんとなくよさそうと、漠然と続けている人が多いのではないでしょうか。
腸内環境は60歳を境に大きく変化するといわれています。
知っているようで、じつは理解できていない腸活について、いま再び、学び直してみましょう。
京都府立医科大学大学院 医学研究科生体免疫栄養学講座教授の内藤裕二先生が解説します。
自分のおなかを知り
デザインする時代がやってきた
現代の日本人は食物繊維を摂れていない、と話す内藤先生。
いま海外では、日本人以上に食物繊維や発酵食品の重要性を理解して積極的に摂る人が増えています。
かつての日本の食文化には食物繊維、発酵食が根付いていましたが、いま、それが崩れ始めています。
今回はすでに腸内環境をよくするために『腸活』をしている方へ、
もっと効果的な腸活のためのQ&Aをピックアップします。
もっと効果的な腸活のためのQ&A

毎日摂っているヨーグルトが自分に合っているのか…
判断するポイントはありますか?
ビフィズス菌入り、乳酸菌などさまざまな種類のヨーグルトが販売されています。
それぞれ特徴が異なり、どの菌があなたの腸に効くかは、調べないとわかりません。
「まずは2週間接取してみる。そして便の変化などから自分に合った菌を探すのがよいでしょう。
大腸まで届かせるビフィズス菌を摂りたいなら、ビフィズス菌入りと書かれたプラスチック容器のヨーグルトを。ビフィズス菌は嫌気性なので、開封して空気に触れたら長く生きられませんのですぐ食べましょう」
食物繊維を効率よく摂れる方法はありますか?
「食物繊維を効率よく摂るには、有用菌が好むエサとなる発酵性食物繊維を多く摂ることがおすすめ。発酵性食物繊維は、押し麦、大麦、玄米、小麦全粒粉などに多く含まれ、主食となるので多くの量を摂ることができます。
発酵性食物繊維は、体にさまざまなよい効果を生むと注目されている酪酸菌を増やし、酪酸などの短鎖脂肪酸を増加させて腸内環境を改善します」
押し麦、大麦にはβ-グルカン、小麦にはアラビノキシランといった発酵性食物繊維が豊富。
ほかに、ごぼうなどの根菜にはイヌリン、
豆類にはオリゴ糖、キウイ、アボカドにはペクチンなどの発酵性食物繊維が多く含まれています。
納豆とヨーグルトを若いころから毎朝接取していますが、最近便秘がち。
何がいけないのでしょうか。
「腸内フローラのバランスを守るためには、よくないものを制限することも大事です。避けたいのは砂糖、塩分、高脂肪食。これらは腸内環境に悪影響を及ぼします。
抗生物質や胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬)も要注意。
また、何を食べるかより、規則的な食事時間が大事という研究結果も出ています」
ほかにも腸内フローラのバランスが崩れる要因は、加齢、遺伝、ストレス、不規則な生活、運動不足など。
「京丹後市の方々の長寿の秘訣は食生活だけではありません。自給自足で海、畑、山に出かける運動習慣が日常的にあり、早寝早起き、規則的な生活など腸内フローラの若さを保つ生活習慣を維持しているのです」
本誌では他にもQ&Aに答えたり、腸内環境研究の最前線なども紹介されています。
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