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目には見えないけれど、私たちの体で分泌され美に貢献したり、メンタルや健康を左右している存在・ホルモン。
MAQUIAでは、6名の専門家がホルモンの不思議について100問100答しています!
ホルモンの不思議で偉大なパワーを学んで、ウェルネスとビューティーに役立てましょう。
ホルモンの不思議 100問100答
Q. ホルモンって何種類あるの?
A. 100種類以上
産婦人科医・松村圭子先生
「ホルモンは100種類以上あります。最近新しく見つかったものもあり、今後も増える可能性があります」
フィトテラピスト・森田敦子さん
「ホルモンは数多くありますが、大別すると3つ。体温など生理現象を調整するホルモン、生殖に関わるホルモン、エネルギーに関わる代謝ホルモンの3つがメイン」
Q. ホルモンって自律神経とは違うの?
A. 別ものです
産婦人科医・高尾美穂先生
「別のものですが、どちらも時々刻々と変化し、脳の視床下部でコントロールされていて、私たちが意識してコントロールできないなど、たくさんの共通項があります」
東海大学医学部教授・川田浩志先生
「違うものではありますが、どちらも主要な体の調整システム。脳の視床下部を通じてその2つは協働しています」
Q. 現代人のほうが、昔の人よりもホルモンに影響されている?
A. ライフスタイルの変化による影響大
産婦人科医・松村圭子先生
「生涯に4~5人を出産していた時代とは違い、現代人は生理の回数が多く、つまりはエストロゲンの波に晒され続けています。結果、PMSに悩んだり、乳がんや子宮筋腫、子宮体がんなどエストロゲンが原因となる病気が増加」
Q. ストレスホルモンの消し方は?
A. 消すのではなく、上手な付き合いを
パーソナルトレーナー・金谷憲明さん
「運動やストレスで分泌されるホルモンがコルチゾール。消すのは無理なので、逆に運動で時々出しておくのがおすすめ。ストレス耐性がつきます」
Q. オキシトシンってどんなホルモン?
A. ずばり愛情ホルモン!
東海大学医学部教授・川田浩志先生
「最近の研究では、人との社会的なつながりを強化し、信頼や親密さを促す役割を担っている可能性が報告されています。親しい人との交流などでも分泌が促進され、ストレスの低減に」
本誌では、全部で100問の問に専門家たちが答えています。
私たちの健康に関わるホルモンについて、様々な知識を知ることができます!
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