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腰痛、肩こり、頭痛…
日々の生活の中での体の痛みは本当に辛いですよね。
毎日が発見では、そんな全身の痛みは『背骨と繋がっている』といい、
背骨のほぐし方を紹介しています。
今回は、なぜ全身の痛みが背骨と繋がっているかや、背骨の健康チェックも紹介します。
胸椎のしなやかさが動きやすい体を作る
肩こりや腰の痛みに悩まされている人は、背骨の動きが悪くなっていると
柔道整復師の酒井慎太郎さんは言います。
なかでも重要なのは胸椎だといいます。
「胸椎は首と腰の橋渡しをする部位で、よく回旋するという特徴があります。
例えば、体をひねって後ろを向くとき、一見腰を回しているようですが、実はメインで動いているのは胸椎。回旋をはじめとする胸椎の動きの良さが、背骨全体にしなやかさをもたらし、全身の動きを良くすることにつながります」
胸椎の動きが悪くなる原因は、猫背などの悪い姿勢。
「前傾姿勢をとるようになると、胸椎が硬まり、動かせなくなります。周囲の筋肉も使われないため血行が悪くなり、背中や肩甲骨にハリやこりを感じるように。次第に、首や肩、腰、ひざなどに不調が起こります。また、頭痛やめまい、吐き気などが現れることも珍しくありません」
いつまでも動きやすい体でいるためには「胸椎を休ませないこと」と酒井さん。
本誌では、胸椎をはじめとする背骨ほぐし体操を紹介しています。
背骨の健康チェック
壁に向かって、後ろ歩きで気をつけながら歩いてみてください。
最初に壁についたのは、体のどこの部位でしたか?
・頭がつく…背骨の動きは正常。正しい姿勢を保てています
・肩甲骨がつく…頚椎から胸椎がこり固まって、猫背になっています
・お尻がつく…胸椎から腰椎がこり固まって腰が丸まっています
日々の体の痛みを少しでも改善できるといいですね。
本誌にて続きをお読みいただけます。
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