
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

「全ての病気は腸から始まる」とは紀元前5世紀の医師、ヒポクラテスの言葉です。
時を経て今は21世紀、腸内細菌と、腸内細菌がもたらす代謝物の研究は、長足の進歩を遂げ、
いかに全身の健康にとって腸内環境が要となるかが、次々と証明されています。
それは現在進行形の不調から未来の健康、そして寿命に大きく関わることばかりです。
しかして私たちは、腸のために、これからの健康長寿のために、何ができるのでしょうか。
Richesseでは、専門家が腸と腸活について解説しています。
ヒポクラテスは正しかった!
腸活が必要な理由と、その心得

続く便秘が、死亡率や全身の病気のリスクに影響
解説:内藤裕二先生(京都府立医科大学大学院医学研究科教授)
腸内環境や腸内細菌が重要視されるようになったのは2000年以降。
大きなきっかけは、細菌ゲノム解析ができるようになったことです。
今までにわからなかった腸内細菌がたくさん見つかり、昔は悪者とみなされていた腸内細菌が
実は人にいいことをしている、人は腸内細菌と共生してきたと考えられるようになったことです。
特に今から10年以上前、肥満に関わる腸内細菌が見つかったのが世界的な腸活ブームの火付け役でしょう。
国内外で基礎研究の先生方が熱心に取り組んだことで腸内環境研究が一気に進み、
腸内細菌のさまざまな能力が次々と明らかになってきました。
面白いことに、私の専門の消化器領域の難病である炎症性腸疾患と、脳の炎症の病気である多発性硬化症、
2つのまったく違う病気でよく似た腸内細菌が減少し、同じような免疫以上が起きていることもわかりました。
脳の炎症も腸の炎症も同じようなメカニズムがあったわけです。
今もいろいろな病気と腸内細菌との関係の研究が進んでいます。
たとえばストレスと腸内環境の関係も明らかになってきています。
うつ気味の人はお腹の調子が悪く、腸内細菌もおかしくなっており、
うつ傾向とお腹の状態のどちらかがよくなるときは、もう一方もよくなることがわかっています。
これからは腸脳相関、腸内細菌やその代謝物がどう心や脳をコントロールしているかということが
一番興味深い領域といわれています。
日本人の3分の1は便秘といわれ、女性となるともっと高率です。
皆、薬やお茶を飲むなどして解決をしているでしょう。
しかし、腸内細菌や便秘の研究が進み、便秘は単に便が出ないお腹の以上だけではなく、
全身の病気のリスクが高いということがわかってきました。
というのも、便秘の人を10年追い続けると、そうでない人よりも死亡率が高く、
慢性腎臓病の人が明らかに多かったのです。
何より衝撃だったのは、便秘の人を追い続けるとパーキンソン病の発症率が順調に高まり、
認知症の認知機能低下のスピードが早くなったことです。
しかも最近のデータで、便秘薬や下剤で便を出しても、
それらの病気のリスクや死亡率は下がらないことがわかっています。
これは非常に大きな問題です。
便秘の多くは食事などの生活習慣やストレスなどが原因。
病気のリスクを下げるにはその原因を探し、そこを直さなければいけません。
薬で出そうという発想が一番よくないのです。
本誌では、さらに日本人の傾向や、おすすめの腸活について詳しく掲載されています。
初夏の健康応援キャンペーン

初夏の健康応援キャンペーン期間中に
新規でご注文をいただいたお客さまから
抽選で合計10名様にプレゼント!
『giftee Wellness Box』 5,000円相当を10名様に…!
giftee Wellness Boxとは、
日々の健康を意識したラインナップの中から、好きな商品を自由に選べるギフト。
季節の変わりめ、梅雨、体調を崩しやすい時期ですが、
健康を意識して健康のために始める時期にすることで
夏に向けてのカラダづくりができたらいいですね!
Fujisan.co.jpには、健康を応援する雑誌もたくさんあります。
上のキャンペーン画像をタップして詳細をご覧ください!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。






