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肉、魚、大豆、乳製品など家庭科の授業でこれ大事!と習ったタンパク質。
炭水化物や油脂と並ぶ3大栄養素です。
タンパク質は「カラダをつくるもとになるもの」。
つまり、タンパク質がなければ人間のカラダを形作ることができません。
ですが、今、日本人のタンパク質摂取量はかなり低く、1950年代の戦後レベルまで落ち込んでいるといいます。
タンパク質が足りていないと、人間の体はどうなってしまのでしょうか。
そしてそもそも、なぜ戦後レベルまで落ち込んでいるのでしょうか。
今号のTarzanでは、タンパク質の重要性を特集しています。
日本人のタンパク質摂取量がヤバいことになっている!

【検証(1)】ひと手間かけないと口にできない?
肉を切って焼いたり、魚の下処理をして煮たり、卵を茹でたり、大豆を煮たり。
冷蔵庫に食材はあるけれど、手間を考えると面倒。
「タンパク質食材はひと手間かけないと食べられないものが多いですよね。自分で食べる場合、調理が必要になってしまうというところがタンパク質不足になる原因のひとつだと思います」
(公衆衛生とデータサイエンスの専門家、医師:柳澤綾子さん)
それなら、おにぎりやパンを口にすればすぐに満腹感が得られるし、時短にもなる…
忙しい人ほどそんな選択をしがちなのです。
【検証(2)】景気の影響を少なからず受けている?
日本人のタンパク質摂取量が増え始めたのが1960年代後半以降、ピークを迎えたのが95年。
「60年代は高度経済成長に入って景気が上向きになり、食生活も豊かになったと考えられます。バブル経済が終焉した90年代からタンパク質摂取量は右肩下がりになっていきますが、景気動向と栄養状態は深く関係しています。景気が悪くなると安くて満腹感を得られやすい炭水化物の比率が上がりやすくなるからです」
タイパだけでなくコスパ重視もタンパク質不足の原因に。
食材値上がりしまくりの現在はなおさらです。
【検証(3)】いつでも食べ物にありつける?
24時間いつでも食べ物が手に入るコンビニの店舗数は90年代初頭に2万店を超え、
現在では5万7000店以上(日本フランチャイズチェーン協会『JFAフランチャイズチェーン統計調査』)。
この便利な環境もタンパク質不足を招いていると言います。
「昔はすぐに外食したりコンビニに行ける状況ではありませんでした。家で出される食事を食べ損ねたら途中でお腹が空いてしまうから、みんなきちんと食事を摂っていました。いつでも手軽に食べ物が手に入る今は、簡単でおいしい炭水化物を選んでしまうと思います」
タンパク質が不足すると…

タンパク質が不足すると、人間はどのようになってしまうのでしょうか。
- 太りやすくなる
- 生活習慣病のリスクが高まる
- 老化スピードが増す
- 免疫力が低下する
- 心の健康が損なわれる
どれもかなりのダメージですね。
それでは、結局のところ、どのくらいのタンパク質を摂ればいいのでしょうか。
本誌では、推奨される摂取量と、目標量があり、Tarzan推奨のタンパク質量を紹介しています。
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