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スマホを見ていて頭が前に出てしまったり、デスクワーク中に気づけば猫背になっていたり…。
姿勢の悪さは、見た目はもちろんカラダの不調にも繋がります。
今号のananでは、カラダを支える骨格、特に背骨、肩甲骨、肋骨に注目し、美しい姿勢&ボディラインに整えるエクササイズを提案。
背筋の伸びた姿勢美人を目指しましょう!
【骨レッスン(1)】
正しくて美しい姿勢&ボディラインとは?

そもそも、正しくて美しい姿勢とは?
「横から見たときに背骨がS字カーブを描いている姿勢です。背骨を構成する一つ一つの骨にかかる負担が分散された、一番理に適った状態といえます」(医学博士・高平尚伸さん)
背骨がまっすぐではなくS字カーブを描いている理由は、重い頭を支えるため。
「よく例えられるのが、大道芸の皿回し。ちょっとたわんでいる方が安定してお皿が回るように、S字を描くことで頭の位置をバランスよく保つことができるんです」
とはいえ背骨の状態を外から確認することはできません。
外見から判断するとしたら、横から見たときのカラダのラインが目安となります。
「耳、肩、大転子という太ももの付け根の出っ張り部分、そして膝くるぶしのちょっと前あたり。この5点がまっすぐ一直線上に並んでいるのが、理想的な姿勢ということになっています」
写真を撮って確認してみましょう。
【骨レッスン(2)】
なぜ崩れる?タテとヨコ、2つの猫背に注目を!

悪い姿勢の典型が、いわゆる“猫背”。
とくに女性に多いのは腰が反っていて背中が丸くなり、首の骨がまっすぐになりがちな“隠れ猫背”タイプ。
「ヒールの高い靴を履くと重心が前になるので、それを引き戻すために腰が反ってしまいます。また、スマホを多用することで頸椎のカーブが失われて頭が前に出た姿勢にもなりがちです」(高平さん)
これがタテ方向の猫背だとすると、肩のラインで見たヨコ方向の猫背が“巻き型”という状態。
「やはりスマホの画面を覗き込むときは、どうしても腕が内側に入るので、肩が前に巻いてしまいます。また、歩くときに手のひらが後ろに向いていることが多い人は、巻き肩がクセになっている可能性があります」
いずれにしろ、“背中が丸まっているけれど巻き肩ではない”人はほとんどいないし、逆もまた同じ。
タテヨコのダブル猫背というケースが多数派です。

本誌では、ステップ3に自身の姿勢・骨格のセルフチェックが掲載されており、
背骨や肩甲骨、肋骨などの骨格ケア方法も紹介されています。
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