【心身一如】漢方には人生を明るく変えるパワーがある

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近頃、漢方を取り入れている人はたくさん聞きますが、西洋医学との違いとは何でしょうか。

Tarzanでは、大学教授、TVディレクター、タレントの3名が漢方について対談しています。

 

【今回の対談者】

漢方ブームの仕掛け人であるNHKチーフ・ディレクターの山本高穂さん

小児外科×漢方の二刀流の広島大学病院漢方診療センター長の小川恵子さん

ガチな漢方ガールのモデル・タレントの藤井サチさん

 

漢方には人生を明るく変えるパワーがある

 

藤井サチ:漢方と付き合い始めて3~4年。柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)を飲んでいて、疲れたときは人参湯四物湯を飲みます。

 

山本高穂:漢方薬を服用し始めたきっかけは?

 

藤井:口まわりに小さな湿疹ができるようになり、疲れやすくもなって。最初は皮膚科に通ったのですが、対処療法ではなく体質を変えたくなり、漢方に頼りました。

 

小川恵子:対症療法も必要ですが、体質改善は漢方の得意分野。漢方では口まわりの湿疹は胃腸が弱いサイン。だから、胃腸の機能を補う柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)を処方されたのでしょう。

 

藤井:そう、実はお腹が弱くて。

 

山本:効果、ありましたか?

 

藤井:ありました!1年ほどで肌の具合が良くなって、多少忙しくても疲れにくくなった。

 

小川:腸から栄養素をきちんと吸収できると肌の調子が良くなり疲労回復も促されます。

 

藤井:なぜだか肌が良くなると気分も上がる。性格が明るく前向きになり、漢方薬で私の人生が変わったと言いたいくらいです!

 

山本:まさに「心身一如」だ。

 

藤井:シンシンイチニョ?

 

小川:心とカラダは切り離せないという意味です。漢方医学の基本的な考え方ですね。

 

 

藤井:そもそも東洋医学と漢方ってどう違うんですか?

 

山本:東洋医学は中国やインド、日本など東洋の伝統医学。僕は2024年に『東洋医学を“科学”する』という番組で、漢方薬や鍼灸の治療と研究の最前線に迫りました。

 

小川:漢方には、漢方薬以外にも、鍼灸、按摩・指圧、養生などがあります。養生とは、食事や運動などの生活習慣のことです。

 

山本:いくら漢方薬を飲んでも暴飲暴食をしていたら、思ったように効かないかもしれませんね。

 

藤井:私、鍼もやっています!

 

山本:漢方ガールですね(笑)。

 

藤井:漢方って中国由来ですか?

 

山本:中国で2000年以上前に漢方の元となる伝統医学が誕生して、それを遣隋使や遣唐使が日本へ持ち帰ったのがルーツです。

 

藤井:歴史の授業で習うヤツ。

 

山本:でも、24年の大河ドラマでも描いた平安時代に遣唐使は廃止。その後は江戸時代の鎖国もあり、日本で独自に発展しました。

 

小川:江戸後期にオランダから西洋医学が渡来すると“蘭方”と呼ばれた。それと区別するため、従来の医学を“漢方”と呼びました。

 


 

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