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ある程度、歳を重ねると、老化が気になってきます。
今号のkiitos.(キイトス)では「歳月を、輝きに編む美学」を特集。
老化のしくみなど、気になる内容をピックアップしてみました。
“歳を取れば体は弱り衰える”。
そんな固定観念に多くの人が翻弄されています。
人生のセカンドステージを輝いて生きるために、その思い込みを脱ぎ捨てましょう。
エイジングを“あきらめ”ではなく“咲き続ける誇り”に変えていきましょう。
昨日の私を超えていく
“老化は避けられない宿命”であると誰もが信じて疑いませんが、その前提は真実なのでしょうか。
老化のメカニズムの解明と制御について研究する東京理科大学嘱託准教授の早野元詞先生は、それは“突破できる壁”だと話します。
「人類の寿命は延びています。厚生労働省のデータによれば、2024年の時点で、日本人男性の平均寿命は81.09歳、女性は87.13歳。対して約70年前、1955年の平均は、男性63.60歳、女性67.75歳です
これには、乳児死亡率の大幅な低下があったことを加味して考える必要がありますが、この70年で20年近く長生きしている計算になります」(「」内以下、早野先生)
感覚からしても、30年前の60歳と現代の60歳とでは、後者のほうがおしなべて若々しく見えることは、もはや共通認識です。
次の120年では、人の寿命はさらに倍化し、160歳になっている可能性も大いにありえます。
そんな時代を乗りこなしていくには“時間”すなわち健康寿命の本質を知る必要があります。
「何年生きるかではなく、“いかに生きるか”。それこそが、人間の老化であり、成熟のひとつの答えです」
老化のしくみ

老化とは
遺伝子のスイッチ「エピゲノム」の乱れが積み重なることで起こります。
老化しやすい臓器は?
腸や肺は、常に外界に接するため、特に慢性的に酸化ストレスがかかり、臓器の中でも先に老化しやすいです。
男性よりも女性が長生きなのはなぜ?
人間を含む多くの生物で、オスはメスより短命です。
事実、生殖機能の除去が長寿に関係することが判明しており、かつて韓国に存在した、去勢した男性官僚・宦官(かんがん)は一般男性より遥かに長生きだった事実も、男性ホルモンが寿命を縮めている可能性を示唆します。
また、女性のもつ高い社交性も長寿に有利だと考えられ、あるデータでは、男性は離別で寿命が縮む一方で、女性はむしろ離別後に寿命が延びるという驚きの傾向も確認されています。
他にも、まだまだ老化についてのお話は続きます。ぜひ、本誌でご覧ください。
本誌では他にも、「老けない脳」や「今日からできる骨活習慣」などが紹介されています。
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