子供の科学
SDGs/ 地球環境のためにできること
『海を汚染するマイクロプラスチックとは?』
◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆ 
SDGsとは「
Sustainable Development Goals」の略で
日本語では
「持続可能な開発目標」と言います。
2015年9月にニューヨークの国連本部で
「国連持続可能な開発サミット」が開催された際にできた、
2016年から2030年までの15年間で
世界が達成すべきゴールを表したものです。
環境や飢餓、貧困など世界中で起こっていることを 一人も取り残さずに良くしていこうというものです。
その中でも、環境問題はとても重要なことです。
環境が悪いと、人々の生活にもとても影響があります。
海を汚染するマイクロプラスチックをご存知でしょうか? 自然界に漏れ出たプラスチックは、海に流れていき、海面を漂い 太陽光に含まれる紫外線を浴びて徐々に劣化していきます。 ぼろぼろになったプラスチックは波にもまれるうちに小さく砕け、 5mm以下のマイクロプラスチックになります。 このマイクロプラスチックが世界的に問題視されていると 東京農工大学農学部 環境資源科学科の高田秀重教授が解説します。
マイクロプラスチックが有害な化学物質を吸着し、生物の体内に取り込まれると
生物の胃の中にある油などに有害物質が溶け出して生体内に吸収されてしまいます。
2050年にはプラスチックの重さが魚の重さを上回るのではないかとさえ指摘されています。
マイクロプラスチックが発生することは地球にとって、生物にとって、人間にとって
良いことはひとつもありません。
そして世界の海を漂うマイクロプラスチックの数は50兆個を超えるとの推計もあるそうです。
マイクロプラスチックを見つけよう

マイクロプラスチックは日本の近海にも漂っていて、日本全国ほとんどの海岸で観察できるそうです。
空き瓶などの容器、水道水などの真水(水筒に入れて運ぶ)、割り箸があれば マイクロプラスチックを探し出せます。 (1)海岸の砂をすくって容器の1/3くらいまで入れる (2)砂が入った容器に真水を注ぐ (3)割り箸などを使ってかき混ぜる (4)少し経つと、砂の中に混じっていたマイクロプラスチックや木片などが水面に浮き出てくる
プラスチックは水よりも軽いため、浮いてくるという仕組み。
お子さんの夏休みの自由研究に、地球の環境問題を含めて実験してみてはいかがでしょうか。
本誌では、上記に取り上げた環境問題についてさらに詳しく解説されています。
今問題視されているプラスチックを減らすことや、 すでに地球に出ている影響、私たちの身近に既にあることを学ぶきっかけになるはずです。 こちらからご覧いただけます。 
記事の有効期限: 2020年9月17日 Thursday]]>