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盆栽と聞くと、我々の日常から少し距離を感じる方が多いのではないでしょうか?
しかし、欧米で『BONSAI』は大ブームになっているんです!
世界中に盆栽クラブが増加している中、日本式の床の間を作る盆栽作家まで現れています。
広まるだけでなく、各国に根付き深く愛好されているBONSAIの魅力とは何でしょうか。
今回の和華では、春花園BONSAI美術館創立者である小林國雄先生が盆栽について根掘り葉掘り解説しています。
盆栽鑑賞のポイント

《個性》
根、幹、枝の3点を観察して樹の特長を捉え、正面を決めます。
作り手の感性が問われます。
《調和》
針金かけ、植え替え、鉢合わせを通じて短所を補い、長所を活かし、樹の特性を引き出します。
《品位》
樹全体の美しさ、調和、個性、存在感、品性を感じさせるかどうかがポイントです。
《らしさ》
それぞれの樹の持つ特徴と特性を尊重し、樹らしく作り、その個性を引き出していくことが大事です。
盆栽と園芸の違い
盆栽
樹の根、幹、枝が時間経過によって内面の美と個性を表現し、命の尊厳をも感じ取れる「超英術」。
盆栽の名品は盆栽園や愛好家の間で代々受け継がれ今日まで息づいています。
園芸
基本的には寿命が短く、植物のもつ緑、葉、花、実の表面的な美しさを鑑賞するもの。
ホームセンターやフラワーショップで手に入るため、植物に触れる入り口に最適です。
盆栽の四大樹種

盆栽にはさまざまな種類があり、およそ120種以上あると言われています。
南北縦長に位置する日本列島の気候は、阿寒帯から亜熱帯に至り、
豊富な自然環境が多彩な樹々を育みます。
そんな盆栽は大きく4種類に分けることができます。
松柏盆栽

松、杉、ヒノキ、真柏などの常緑樹を指します。
樹齢1000年を超える御神木なども存在するため、古来長寿や不老不死の象徴とされています。
年間を通して緑を鑑賞することができ、盆栽初心者にもオススメの種類です。
葉物盆栽

モミジや楓、欅などを指します。
松柏に比べ成長が早い種類です。
一日ごとに葉が伸び、色づき、そして落葉していく、日本の四季の変化を最も身近に体感できる樹種とも言えます。
花物盆栽

季節に合わせて花開く桜、梅、ボケ、藤などを指します。
水かけを怠らず一年待ちに待った蕾が膨らみ、日に日に開花していく喜びは盆栽を楽しむ人の努力の結晶と言えるでしょう。
実物盆栽

花後に実をつける種類です。林檎、花梨、ザクロなどが該当します。
虫を避け、花に雨が当たらないよう保護し、やがて実が色づきながら膨らんでくる、
自然界の光景をいとおしく感じられる樹種です。
本誌では樹形などほかにも盆栽についてさまざまな解説が掲載されています!
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