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コロナ禍により自宅で過ごす時間が増えると共に、『小屋』がじわりと人気を博しています。
自宅とは別のもうひとつのマイスペースである『小屋』は、
ライフスタイルの変化に合わせて足したり引いたりできる特別な空間。
オーナーの趣味・趣向も如実に反映され、DIYで建築したという作例も数多く存在しています。
今回はAフレームの小屋を建築した磧健一郎さんの小屋を紹介します。
ホームセンターで手に入る材料と
一般的な電動工具を使ってDIY!

阿蘇の麓、熊本県大津町の住宅地にスタイリッシュな小屋が建築されています。
海外ではポピュラーながらも、国内ではあまり施工事例を見ることのできないAフレームの小屋は
熊本生まれ・熊本育ちの磧さんが、約半年の期間をかけて制作したというDIY作品のひとつ。
森を見下ろす敷地には、国内メーカーが設計したログハウスが建てられており、小屋はその庭の一角に建築されています。
マイホームの竣工は2017年、ログハウスであることから、母屋側には細かな個室を配置するのが難しく、
磧さんは最初から自身のプライベートスペースを庭の一角に建築することを考えていたそうです。

最初に束石の基礎の上に土台部分を設け、その上に正三角形で作ったAフレームを9個並べて配置。
Aフレーム同士を母屋で繋ぎ、ベニアで屋根を兼ねた外壁部分を作り上げました。
最後にオンデュリンで屋根を葺いて完成。
週末の休みをフルに使って約半年を費やした作業は、ところどころ友人や家族にも手伝ってもらいながらやり遂げました。
使用した材料は近所のホームセンターで購入したものばかり。
Aフレームのデザインと共にこだわったのは色。
外装の黒い塗装は『渋墨』といって、柿渋と松木を焼いた煤(松煙)を混ぜたもの。
江戸時代から使われ続けてきた日本古来の伝統技術のひとつで、城などの板壁にも使われています。
「和のテイストも入れたくて」という理由でチョイスした塗料ですが、じつは見た目だけでなく、
防虫・防腐効果もあるなど実用的な点も採用した理由のひとつです。
今後はさらに内装の仕上げを予定しているそう。
「ひと夏過ごしてみてから、壁やエアコン設置の有無などを検討しようと思っています」
本誌では、Aフレームの小屋以外にも、犬小屋兼アトリエ、木造ガレージ、
ナチュラルガーデンにあるモルタル造形の小屋などさまざまなタイプの古屋が紹介されています。
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