断捨離をして心地いい暮らしを「服も食品と同じ、『鮮度』が落ちたモノは寿命」

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住まいは、そこに暮らす人の心をも映し出す、まるで鏡のようなもの。

 

モノが多く、雑然とした落ち着かない家、狭くてもすっきりと片づいた居心地のいい家。

シンプルな生き方を目指すなら、まずは身近な暮らしに目を向けてみては?

 

モノとの付き合い方、暮らしのスタイルから、目指すべき生き方のヒントが見えてきます。

『断捨離』提唱者、クラター・コンサルタントのやましたひでこさんが
シンプルな住まい、心地いい暮らしに繋がる方法を紹介しています。

 

断捨離で手に入れる「空間」のある贅沢

 

「断捨離」=モノを捨てること、片づけテクの一種と思っている人も多いですが、
実は住環境を変えることで、より健康的に、前向きに生きるためのメソッド

住まいがすっきりすると、身体も心も軽くなります。

 

モノの贅沢から空間の贅沢にシフトしよう

 

片づけべたな人はモノを中心にした『モノ軸』で考えている、と話すやましたひでこさん。

「これは高いモノだから捨てられない、これは上質なモノだから持っていたい」

しかし、モノではなく空間があるという贅沢を大事にしてほしいといいます。

 

「高い天井に広々とした空間、ソファやテーブルなどの家具や調度品が間隔をあけて配置されていて、その中にいるだけで居心地がいいでしょ。空間がたっぷりあるっていうことこそ真の贅沢、それだけでものすごく価値があるんです」

 

今ある空間からモノを引き算して、居心地のいい贅沢な空間にする方法『断捨離』

 

『断』…家になだれ込むモノをせき止めること

『捨』…すでに家にある不要なモノを手放すこと

『離』…モノへの執着から解き放たれ、心が軽やかになること

 

本誌では、家の中の心地のいい状態を具体的に紹介しています。

 

リビング
深呼吸したくなる空間

 

 

収納グッズを買い足すと、それで逆に空間が狭められます。

「過剰にモノがある空間は、窮屈で心もふさぎます。わかりやすくいうと、『そこは深呼吸したくなる空間ですか?』っていうこと。足し算ではなく、引き算して空間をつくりましょう」

 

クローゼット
服も食品と同じ。「鮮度」が落ちたモノは寿命です

 

 

お気に入りの服はエネルギーを与えてくれますが、何年もたんすの肥やしになっている服はパワー切れ。

「定番アイテムだって毎年微妙に変化するし、体形も変わります。着てみてしっくりこなかったら処分を」

 


 

本誌では、ほかにも家の箇所の解説や断捨離のヒントが掲載されています。

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