【近所・親戚・友人】人付き合いに疲れない方法「相談は聞くだけでいい」

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いい年をした大人になっても、悩みのタネとなるのが人間関係。

 

「どうしてあの人は…」

「私はこう思っているのに…」

 

ため息ばかりで疲弊した毎日を送るその前に、気持ちがラクになる方法を覚えてみませんか?

今回は企業カウンセラーの経験がある、
一般社団法人日本メンタルアップ支援機構代表理事の大野萌子さんが人付き合いに疲れない方法を紹介しています。

 

「疲れ」の原因を知れば頑張らずに済む

 

人と話をするだけで疲れてしまう、会うことがためらわれてしまう…

それは『人付き合い』に疲れてしまっているのかもしれません。

 

大野さんによると

「これまでの経験から見て、まじめな方、思いやりの心が強い方ほど、人付き合いに疲弊してしまう傾向にあります。でもその優しさが、相手にとっては必要ないことが多いんです」

とのこと。

 

ですから、疲れない最良の方法は『頑張り過ぎないこと』。

ラクな人付き合いの方法を身につけて、自分が幸せになるために、これからの時間を使ってみませんか?

 

ラクになる心構え

 

 

人ともっとラクに付き合うために、まずは自分自身の「考え方」から変えてみましょう。

 

(1)その疲れ、原因は『怒り』です

 

人付き合いに疲れる理由の一つが『怒り』。

怒るためには思った以上にパワーを必要とするため、知らず知らずのうちにクタクタになってしまうことも。

相手に対して『怒り』を感じた際は、本当はどう思っているのか自分自身に問いかけてみるといいでしょう。

 

寂しいから怒っているのか?心配しているから怒っているのか?

そこを明確にすると怒る必要がなくなり、ラクにコミュニケーションをとることができます。

 

(2)「言わなくても分かってくれる」はありえない

 

言いたいことがあるのに相手に察してもらえずモヤモヤしてしまい、
欲求不満がたまって疲れてしまう、という方も多いようです。

しかし『察してくれてもいいのに!』と期待するのは相手に暴力をふるっているようなもの。

 

人間は会話でコミュニケーションをとる生き物ですから、言わなければわかりません。

言いたいことはなるべく言葉にして伝えることが大切です。

 

(3)相談は聞くだけでいい

 

相談を持ち掛けてくる人は、実は自分なりの結論をすでに出していることが多いもの。

それ以上の“答え”は求めておらず、単純に誰かに話を聞いてもらいたい、
共感してほしい、そう思っているだけなのです。

 

なので、相談されたときはまじめに受け取る方が疲れてしまいます。

助言したり、注意したりせず、『聞く』ことだけに徹しましょう。

 


 

本誌では他にも人付き合いをラクにするコツが紹介されています。

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