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読書の秋。
小説もいいけれど、やっぱり漫画が好き!という方も多いはず。
近頃は日本だけでなく、世界中に漫画が溢れており、その文化はさまざまな形で広がっています。
今号のPOPEYEでは漫画が大好きでたまらない方たちに話を聞いています。
世の中的に名作、などは気にせずに個人的なクラシックをたくさん挙げています。
「才能を信じて絵を描き続けられるのも
『NARUTO』の言葉のおかげかも」

Z世代に大人気のアーティスト・RYOTA DAIMON
「『漫☆画太郎好きなの?』と展示を見にきてくれた人に、たまに言われることがあるんです。でも、実は全然通っていなくて。むしろ僕のバイブルは『NARUTO』。
小学生の時に『週刊少年ジャンプ』を毎週欠かさず読んで、単行本をコレクトし、友達同士で我先にと“印”(忍術を発動するための作法)を練習して、オリジナルキャラを創作して応募(オリキャラを募集して、採用されたら単行本に掲載された)したり、もうとにかくNARUTO一色の少年時代でしたよ。
中学生のときにいったん、集めた単行本を『ブックオフ』に売り払っちゃうんですが(残念なことに950円でした……)、最近たまたまアニメを観たことでNARUTO熱が再燃。
小学生に戻ったようなワクワクした気持ちで、途中(40巻くらい)までしか読めていなかった話を結末まで一気読みしちゃいましたね。
やっぱ、NARUTOはいい。
なにがいいって主人公のうずまきナルトの姿勢とセリフがいいんですよね。
『まっすぐ自分の言葉は曲げねェ、それがオレの忍道だからだ』とか
『仲間一人救えねェ奴が火影になんてなれるかよ』とか。
ひたすら真っすぐで熱い。
その真骨頂が、60巻の98~99ページ。
ナルトの体内に封印され、皆に忌み嫌われていた九尾の狐『九喇嘛(くらま)』を相棒として迎え入れるシーン。
体内に化け物が巣食っているせいで里の皆に嫌われていた少年時代の自分とリンクさせるかのように、
『今はもう…バケ狐じゃねえ…おめーは木の葉隠れのオレとコンビの……!九喇嘛だ』
と言い放ち、強敵に立ち向かっていく。
男らしく一本気で、仲間思い。
大人になると忙しい毎日やストレスの連続で、子供のときのような純粋な気持ちや夢を忘れがちですが、自分や仲間を信じきるナルトの姿を目で追いかけていると、俺も!と気持ちが心の中に充満してくるんです。
僕が己の才能を信じて、絵を描き続けられるのもナルトの言葉のおかげかも。できれば、死ぬまでこうありたいです」
本誌では、他にも漫画が大好きな方達のインタビューや本当の漫画家たちの話、
本屋なども特集しています。
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