40・50代がやめて選んだ幸せな暮らし【家事や家族への向き合い方】

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40歳を超えると、体や人間関係に少しずつ変化が訪れ「普段の習慣を見直すべき?」と感じることも。

さらに50代になると、子どもの独立などこれからの生活を考えるきっかけも増えていきます。

そこでESSEでは、家事をダウンサイズしたり、美容、ファッションへの思い込みを手放して
逆に幸せを手に入れた人に、40~50代でやめたことを取材しています。

 

40・50代がやめて選んだ幸せな暮らし

 

 

心をゆるめたら家族にも自分にも優しくなれた

 

ライフオーガナイザーとして活躍する宇高さん(42歳)。

夫、長男(13歳)、長女(11歳)の4人暮らしです。

 

30代の頃は家事や家庭に対して、“こうあるべき”というこだわりが強くあったと言います。

「その考えに縛られていて、仕事が忙しくても家事の手抜きができなくて。家族にも自分のこだわりを押し付けてしまい、夫とはよく衝突していました」

 

そんな日々を送るなかで、宇高さんの心に変化が訪れます。

 

「仕事でさまざまな過程を訪れるうちに、『いろいろな人がいて、それぞれの生活スタイルがあるんだ』と思うようになりました。40代になった頃には自分のこだわりがスッと消え、家事や家族への向き合い方が徐々に変化。暮らしも気持ちもラクになってきています」

 

弁当づくりは娘が担当

 

YouTubeで料理動画を見るうちに、すっかり料理好きになった娘がお弁当づくりを担当しています。

「息子のお弁当が必要になったとき、自分がやると立候補。以来、毎日欠かさずつくっています」

 

仕事カバンをリュックに

 

かなりの重さになる仕事道具は、リュックで負担減。

「肩かけカバンを使っていましたが、重さに耐えきれず…。息子が使っていないリュックを借りたら、ラクで驚き!」

 

夕食後は推し活タイム

 

夕食後の推し活タイムは宇高さんの大切なひととき。

「大好きなBTSが、仕事や家事をがんばる原動力。動画を見たり、SNSをチェックしたり。この時間が毎日の楽しみ!」

 

30代では仕事は順調ながらも、家事育児はほぼワンオペ。

家事も仕事も手抜きができず、多忙のあまり体調を崩して入院したこともあったといいます。

40代になり、人との出会いにより、自分を縛っていたこだわりから解放され、
ラクする方向へと暮らしをシフトチェンジ。

家族にも優しくなったら、自然と家事を協力してくれるようになりました。

 


 

本誌では、他にも40~50代でやめて幸せを手に入れた方達について特集しています。

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