《移住でも観光でもない関係人口》地域に入るハードルを低くするコミュニティの活動

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『関係人口』という言葉を知っていますか?

関係人口とは、『観光以上、移住未満の第三の人口』が称されたもの。

そこに住んではいないけれど、特定の地域と楽しく関わる人たちのことです。

 

ソトコトでは現在の日本各地の関係人口を調査して、さらに詳しくピックアップしています。

今回はその中から、地域とつながりをつくるコミュニティ『Rural Labo』について紹介します。

 

地域に入る準備として多様なイベントを開催

 

 

幼少の頃から日本や海外を転々として暮らしてきた小菅勇太郎さん。

「そのせいか、一つのまちに暮らし続ける感覚が薄くて」と笑顔で話します。

 

高校生の頃、興味を持ったまちづくりのセミナーやイベントに積極的に参加していました。

しかし当時は周りの年齢層が高く、学びはあったものの、一人で地域に飛び込むにはハードルが高く、
同世代の仲間が欲しいと感じた小菅さんは大学入学後にコミュニティ『Rural Labo』を立ち上げました。

 

『Rural Labo』の目的は、一人ではなくみんなで地域に足を踏み入れる準備としての
交流会やイベント、合宿などを開催し、仲間や地域とつながりをつくること。

それによって、地域に入るハードルを低くすることです。

 

今、13人の運営メンバーのもとに全国から435人のラボメンバーが集まり、
さまざまな活動に参加し、地域づくりの道を歩み初めています。

 

その扉となるのが、東京都文京区のカフェ『Rural Coffee』で
毎月開催される『Rural Coffee Meet up』というオフライン交流会です。

ラボメンバーになった人同士が互いのことを話したり、
先輩ラボメンバーが自分の経験を話したりして交流を楽しみます。

 

オンラインでも交流会が催され、メッセージングアプリのSlackを活用して情報を共有したり
地域づくりを実践する先輩ラボメンバーやキーパーソンをゲストに呼び、
セミナーも開催したりしています。

また、合宿なども開催して一緒に過ごしながら地域のことを知り、交流を深めています。

 

「『ラボメンバーの地元をめぐる旅』という企画もあり、2022年は東京の離島・八丈島へ行きました。長野県・小布施町などほかにもいろいろな地域で企画しています」

 

さらに、1ヶ月程度滞在する地域留学も始めようとしています。

 

「地域で活動するには自動車免許は必須だと思うので、合宿免許のようにシェアハウスから教習所に通いながら地域のことを学ぶ、地域留学を、香川県で実施しようと企画しています」

 

まちづくり会社で短期アルバイトをしたり、まちづくりに取り組むキーパーソンの講座を聴いたり、農業体験をしたり。

夏なら海で遊んだり、地域の方と一緒にバーベキューをして交流したり。

 

「参加者同士も仲良くなれて、免許も取れる。一石二鳥。この仕組みを全国に展開したいと考えています」

 


 

本誌では『Rural Labo』以外にもさまざまな活動をしている方達が紹介されています!

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