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「庭仕事は瞑想である」
文豪ヘルマン・ヘッセはそう記しています。
土に触れ、種をまき、時には花がらも摘んで……。
文明の利器に頼らず、自らの手を動かし、植物の命と関わる庭の仕事は、
確かに瞑想のように携わる人、愛でる人の心を整え、癒してくれる手仕事といえるでしょう。
そして、自然と共に作り上げるゆえにそれは100年、
いや、それ以上まで見据えて行われる、終わりのない仕事でもあります。
ままならないからこそ面白く、それでも手をかければ応えてくれる。
婦人画報では、7人のガーデナーが手掛ける個性豊かな庭を中心に手仕事が結実した日本各地のガーデンを紹介しています。
今回はその中から、ニコライ・バーグマンさんの『箱根ガーデンズ』をピックアップします。
フラワーアレンジのエッセンスが大自然に溶け合う庭
箱根の中心部・強羅に2022年4月にオープンした『ニコライ バーグマン箱根ガーデンズ』。
その名の通り、フラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんが手掛ける約9000坪の広大な庭です。
訪れたのは7月中旬、エントランスから園内へと続く緩やかな坂道には、約800株のアジサイが満開を迎えていました。
箱根はもともとアジサイの名所ですが、またひとつ、新名所の誕生です。
5年で美しいガーデンに
アジサイはいちばん好きな花のひとつというニコライさん。
じつはこのアジサイ、もとは東京のフラワースクールで花材として買った鉢物でした。
「アレンジに使うために株の上で切ったものが何千鉢とあったんです。それをここで植えたら約5年でこんな感じになりました」
フラワーアーティストの代名詞的存在でもあるニコライさんにとってこの庭は初めて手掛ける庭。
しかし、祖父が営んでいたリンゴ園や父が作った芝生の美しい庭、
そしてデンマークの豊かな自然が、その風景がとしてありました。
ニコライさんへのインタビューや、『ニコライ バーグマン箱根ガーデンズ』の様子は本誌にてご覧いただけます。
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