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季節を問わず、自然災害などの影響で流通が止まり、店の棚が空になってしまったり、
給水車に並ぶ人々などのニュースを見聞きしたことがありますよね。
こんなニュースを見ると心配になりますが、『わが家の適量』を知っていれば、
「我も、我も」と慌てて買いに走る必要はありません。
明日の友では、台風や猛暑、地震、疲れた日などのための食材・日用品のストック管理について特集しています。
どんな状況でも温かいものを食べられるように
非常時には緊張や心配が増え、寝不足になったり気持ちも落ち込んだりしがちです。
シニア世代にできる対策を、防災士の篠遠小登美さんが解説します。
『ローリングストック』という考え方
日常生活で常に一定量の備蓄を持ち、使いながら新しいものに入れ替えることを
『ローリングストック』といいます。
食品だけでなく、消耗品(トイレットペーパー、医薬品、電池など)にも当てはまるので、
暮らしのスタイル全般に取り入れると、不測の事態にも対応しやすくなります。
さて、食品の備蓄と聞いて思い浮かべるものはなんでしょうか。
乾パン?アルファ化米?
みなさんは、それよりも使いやすいものを必ず持っています。
- 缶詰は何がありますか
- レトルト食品の買い置きはありますか
- 乾燥わかめや切り干し大根などを使いますか
実は、普段使っている食品の中で、
生鮮食品や消費期限が短いもの以外は『備蓄食品(ストック食材)』と言えます。
これらを「使ったら買い足す」、いつも行っているこの繰り返しがローリングストックです。
ライフラインが止まった時の過ごし方
ローリングストックをする時に、非常時、災害時のことも少しプラスして考えてみましょう。
台風、地震などの生活への支障で多いのは、流通のストップによる品不足です。
さらに水、電気、ガスなどのライフラインが止まった場合は、
自宅倒壊の心配がなければ、しばらく辛抱が必要になりますが、
できるだけ家で避難生活が送れるように備えたいものです。
その時に備えておきたいものは、トイレ・水・ストック食材に加えてカセットコンロです。
非常用トイレセットは家にありますか?
人の生理現象として、4~5時間に1回はトイレに行きますが、断水、停電時は使えないことも。
回数を減らすために我慢して水分を取らず、食べる量を減らして……、これでは健康は保てません。
水は飲み水のほかに、タオルを濡らして顔や体を拭く、
下着を少量の洗剤で洗う(中性洗剤がおすすめ)くらいができると、
何もできないよりもずっと気持ちが楽です。
そして、温かい食事がとれるようにすること。
緊張や心配が心を占めている時でも、温かいものを口にできると、内臓が温まり、ほっとします。
カセットコンロとガスボンベ、簡単に調理できる道具たちがあれば非常時でも温かい食事をとることができます。

本誌では、介護生活も併せて考えたストックの内容なども掲載されています。
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