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病院に行くほどではないけれど、なんとなくからだがだるい。
そんな不調を抱えている原因は、『水の過不足』にあるかもしれません。
水の正しい飲み方を覚えて、体を整えてみましょう。
たかが水、されど水
健康づくりの要は水分でした
内科医の石原新菜先生はこう話します。
「私たちの体はとても繊細。体内の水分が2%不足するだけで、めまいや吐き気、血液濃縮といった症状が出ることがあります。
水分はさまざまな形で体の中をめぐり、細胞のすみずみに栄養を届けていますが、老廃物を汗や尿として排出するのも水の役割。体にとって水はなくてはならない大切なものなのです。
しかし近年、水分不足がこわいから…と取り過ぎてしまう方をよく見かけます。東洋医学の考え方に『水毒』というものがありますが、水をやり過ぎた植物が根腐れを起こすのと同様に、水を飲み過ぎると水分循環が逆に悪くなって体内に余分な水が溜まり、めまいや耳鳴り、目の痛み、むくみなどを引き起こすのです。
自分の身長や体重、運動量、生活習慣に応じて、過不足なく水を取ること、これが、不調のない健康な生活を送る上で大切ですよ」
1日に適切な水の量は?
1日800mL~1.2L飲む
人が生きるために必要な水分量は、1日におよそ2.5Lです。
食事により約1Lの水分を補給でき、
また、食べ物を分解しエネルギーに換える際に体内で『代謝水』と呼ばれる水が
300mLほど作り出されるので、
水や白湯、お茶などで1~1.2L飲む必要があります。
しかし、大人世代は代謝が下がり筋肉量が落ちているので、
そこまで水を必要としません。
あまり運動をしない人は800ml程度、アクティブに動く人は1.2Lをめどに、水分を補給しましょう。
飲む水の量が少ないと…?
水分を外に出さないよう脳が命令するため発汗・排尿が減り、体中に老廃物が溜まります。
このことにより内臓機能が低下。
脱力感やイライラ、頭痛などの不調を引き起こします。
水を飲み過ぎると…?
体内の水分の排出が間に合わず、耳や目、副鼻腔などさまざまな器官に水が溜まります。
めまいや耳鳴り、目の痛み、鼻水が出るなどの不調が続く人は、水分をとりすぎているかも。
水の飲み過ぎは、唾液で防げます
口の中が乾くせいで水分を取りたくなる人は、唾液の分泌量が減少している可能性が。
ガムや飴を食べて唾液を出し、口の中を潤しましょう。
唾液の分泌量が高まると、虫歯や歯周病の予防になり口臭も改善されます。
本誌では、他にも『水の正しい飲み方』を7点紹介しています。
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