《使える英語・最短習得法》乗客に信頼される『JAL英語力』の秘密

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どんなに勉強しても英語を話せない人がいます。

一方で、最短の勉強時間で使える英語を身につけた人もいます。

その違いは何なのでしょうか。

 

PRESIDENTでは、仕事で英語を使う4名の方が秘訣を語っています。

その中から今回は、JAL客室乗務員の本田佳奈子さんのインタビューをピックアップします。

 

英語を学ぶ目的を見える化

 

日本航空客室品質企画部マネジャーの本田佳奈子さん。

客室乗務員としてフライトをしながら、
2023年より客室乗務員の英語教育・自己啓発のサポートを行なっています。

 

「機内で快適に過ごしていただくために、客室乗務員たちは英語でのサービスも提供しています。私はJALで客室乗務員の教育を担当していますが、彼・彼女らはどのように英語を勉強しているのか。JALの英語力の秘密をお伝えします」

 

なぜ英語が必要なのか、目的を考えること

 

「まず、教育担当者として客室乗務員に伝えていることは、なぜ英語が必要なのか、その目的を考えることです。ただやみくもに単語を覚えるのではなく、まず目的から考えるほうが、より高いモチベーションを持って英語を学ぶことができます

 

客室乗務員の場合、英語のスキルを上げれば、
より多くの乗客とスムーズにコミュニケーションできるように。

 

「お客さまに喜んで頂くことで、仕事がもっと楽しくなり、やりがいもアップします。お客さまだけでなく、機内で共に働く海外基地乗務員との会話もそうです。英語を覚えることが目的ではなく、仕事に関わるすべての人と良い関係を持つことが英語を学ぶ本来の目的なのです

 

これは、他の職業でも同じことが言えます。

『なぜ英語が必要か』を考えると、英語が苦手な人でも学習への向き合い方が変わります。

 

「学ぶ気持ちが前向きにさえなれば、毎日英語に触れることも苦でなくなります。とはいえ、仕事などで忙しいという方もいらっしゃると思います。その場合は、1日5分のスキマ時間でもいいので、とにかく英語に触れることを意識させるといいでしょう。1日で目に見える結果が出ることはないですが、毎日少しずつでも続けることで、着実に効果が出ます」

 

実際に、スキマ時間で毎日少しずつ勉強して、
なんと3ヶ月ほどでTOEICのスコアが600点から720点にアップした人もいるそうです。

 

勉強は『完璧』でなくていい

 

本田さんは、『勉強』自体のハードルを下げることも大切だといいます。

 

「勉強といえば、机に向かってしっかり1時間学ぶ、というイメージがあるかもしれません。しかし、スマホアプリでスキマ時間にちょこっと学ぶだけでも、立派な勉強です。たった10分を1日の中で3回やるだけでも、30分学ぶことと同じですからね。

真面目で達成意識が高い人は要注意。決めた練習時間や量を完璧にクリアしなければならないと思うあまり、手をつけるまでに時間がかかる傾向があります。ですが、完璧である必要はありません。忙しい日は5分だけの日があってもいい。それくらいの気持ちでまずは教材に向かうことが大切です」

 

TOEICなどの試験であっても、毎日5分であっても、習慣にできていれば、
徐々に問題文や出てくる単語の傾向が読めるようになり、それが自信につながってスコアが上がっていくそう。

 

「市販のテキストやアプリを活用して、スキルアップをする乗務員も多いです」

 

たとえば、映画・ドラマや400冊以上の英語教材を使って学べる『abceed』、
1回3分から気軽に英語が学べる『スタディサプリ』など。

YouTubeやTikTokなどの動画で学んでいる人もいるとのこと。

 

また、すべての乗務員に貸与しているタブレット端末の中に、
JALオリジナルの英会話学習アプリが入っており、空いた時間に練習できるようになっているそうです。

 

英語は見て学ぶだけでなく、音読することも大切だと教えています。どんなリスニングやリーディングができても、口に出して話せないとコミュニケーションはとれないからです。出合った英文は必ず口に出して、どんどん話していくのがいいでしょう」

 


 

本誌ではさらにJALのスタンダードイングリッシュの秘密について語られています。

 

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