【変化に対して柔軟】いま、なぜか惹きつけられる『魅了する人の秘密』

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ついつい目で追ってしまう、
あの人みたいになりたいと思ってしまう、
外面だけでなく内面も惹かれる、魅力のあるあの人。

 

恋愛であっても、尊敬する人、友人でも『魅力のある人』っていますよね。

ananでは『魅了する人の秘密』について特集しています。

 

いまみんなが惹かれる、魅力のある人とは?

 

 

(1)『変化に対して柔軟』
前向きに楽しんで受け入れられる人

 

魅力のある人の定義として“人の心を惹きつけること”は大前提だとしながら、
「何を魅力的に感じるかは時代背景により変化し、多様性が重視される今は、
人の心を惹きつける要素も多様化している」と話す、公認心理士山名裕子さん。

 

「コロナ禍を経て2024年の日本は、地震や飛行機事故の災いから始まり、円安が続くなど不安定な状況下にあります。さらにSNSでは、著名人のみならず一般の方も自分の意見を発信したり、私生活をオープンにすることが当たり前となりましたが、一方で偏った正義感を押し付けたり、誹謗中傷などが増加しています。

日頃カウンセリングをしていると、そんな社会の流れに疲れ、不安を抱えている人が非常に多いように感じます」

 

その結果、癒しを求める人が増え、“やわらかさ”や“しなやかさ”を持つ人が魅力的に映る傾向にあるといいます。

 

笑顔や話し方、立ち振る舞いなどに“やわらかさ”や“しなやかさ”が感じられることはもちろん、社会の変化にも柔軟に、そして前向きに対応できるかどうかも含まれます。

例えば多様な働き方や生き方、意見があってもそれはそれでいいよね、と共感して肯定できる人。また、自分の意見をやわらかい物言いで丁寧に伝えられる人。ものごとを前向きに捉えられる人は、周りにストレスを与えず、逆にエネルギーをもらえる人、と魅力的に映るのです」

 

(2)大切なのは、自覚している魅力に
他人が共感してくれるかどうか

 

「ひと昔前と違って、一つの要素だけでみんなが一斉に『あの人は魅力的だ』としないのが、今の社会や文化の特徴」

そう話すのは帝京大学文学部社会学科講師の田島悠来さん。

 

「応援するという意味を含む“推す”という言葉は、憧れの人に対して個人が抱く複数の感情や感覚を魅力と捉えて、総称したものだと考えています。

“エモい”もそれに似ていて、何か心惹かれる要素があるけれど、それを的確に言い表さなくても“エモい”のひとことで表現し通じてしまう時代なんですね」

 

そんな時代背景から生まれた価値観が、他人が感じる魅力への“共感力”。

 

「アイドルたちはよく、たくさんいる中から『私を見つけてください』という言葉を使ってアピールすることがあります。そこでファンは、個人的に感じた魅力を人に伝えるという布教活動のような行動をしたり、それぞれの推しどころを共有し合いながら、推し活へのやりがいにしています。

この概念は一般社会にも広まり始めているのではないでしょうか。

つまり、魅力は自分からアピールするものではなく、他人が勝手に発見してくれるもの。そして複数人がそれを魅力的だと共感して初めて、魅力として発見されるのではないのかと考えています。

自分がコンプレックスに感じている部分も、もしかしたら他人からすれば魅力的に映ることがあるのかもしれません」

 


 

 

本誌では他にも魅力のある人の特徴について掲載されています。

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