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花を飾ると、見慣れた部屋も新鮮に感じ、気持ちまでカラフルに彩ってくれるもの。
&Premiumでは、玄関、キッチン、リビング、ベッドルーム、お気に入りの棚の上など、
日々の暮らしに花が欠かせない15人の方が、飾り方のヒントを教えています。
丹精込めて育てた蘭を愛でる

フォトグラファー・当山礼子
「実家が蘭の農家を営んでいて。蘭というとハレの日の花のイメージが強いですけど、うちではごく普通に、他の花と同じように飾っていましたね」
蘭をはじめ、子どもの頃から花に親しんできた当山礼子さんにとって、花を飾ることは日常。
この日も、玄関のアプローチには、シンプルなガラスの器に挿したヒヤシンスや桜の苔玉を並べ、
階段脇のちょっとしたスペースには、お気に入りのクリエイターの花器にムスカリを挿して、
オブジェと共にディスプレイ。
そして、リビングのテーブルの上の一輪挿しにはカトレア、
食器棚の上のフラワーベースには自ら育てたという胡蝶蘭が飾られています。
どれも佇まいは凛としているけれど、あくまでさりげない。
「華やかなものばかりじゃなくて、蘭にはたくさんの種類があり、姿形もさまざま。私は蘭について特別詳しかったわけではなく、その魅力を知ったのは、実は蘭の図鑑の撮影に携わってから。それから、育てることにも興味が湧いてきたんです」
そうして始めた蘭の栽培は、自宅隣の事務所で。
「インコを飼っているのですが、小石などを誤飲しちゃうので自宅で栽培ができなくて。でも、カメラの保管は湿度厳禁、蘭は湿度が必要なので悩ましいところ(笑)。管理を失敗して枯らしちゃったこともあります。だから、試行錯誤しながら育てた蘭が花を咲かせてくれたら、本当に嬉しい。お気に入りの器に飾って、愛でてあげたいなと思うんです」
宝物を集めたコーナーに色とりどりの花を

モデル・高山都
好きな作家の手吹きガラスのピッチャーやグラス、旅先などで見つけたアンティークのワイングラス。
リビングの一角に置かれた古いガラスのキャビネットに、大切に集めてきた美しいガラスの器を並べている高山都さん。
『私の宝物コーナー』というこの場所を彩るのは、さまざまなフォルムの花器に少しずつ生けた季節の花々。
「リノベーションをしていますが、うちは築50年以上のヴィンテージマンションなので、生命力あふれるみずみずしい花を絶やさないようにしたいと思っていて。特に、自宅でのんびりと寛いでいるときや、仕事から帰ってきて真っ先に目に入るこの場所に、花がたくさなると心がほっと和みます」
中央のユニークなフォルムのアンバーガラスの一輪挿しには、淡い黄色の蘭を。
メキシコ製のガラスの花器には、球根付きの青いムスカリ。
〈宮城陶器〉の白釉の水差しには、深紅のバラやオンシジウムを合わせて。
他にもチューリップやバラ、ドライにしてもきれいなミモザなど、色とりどりの花を飾り、
キャビネットの上は華やかなムード。
「近所に新鮮で手頃な生花店があり、立ち寄るたびについ買いすぎてしまって。忙しいときは、スーパーのお花を買うこともあります。何げない花も、合わせる器や高さなどのバランス次第で見え方が変わる。洋服も同じなんですけど、ベストなコーディネートを考える時間がとてもワクワクするんです」

本誌では、他にも花を愛でている方達の飾り方が紹介されています。
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